“ソフトバンク” と “ワイモバイル” の店舗で使用しているショッピングバッグが、この春リニューアル。ほのぼのした「お父さん」と「ふてニャン」のイラストが入り、100%リサイクル素材のナチュラル感のあるものになりました。デザインに込められた思いとは? 素材のこだわりなどを担当者に聞きました。
街や電車で持ち歩くとき、誰かに何かを渡すとき…。使ってみたくなるショッピングバッグにしたい
「お父さん」と「ふてニャン」のお散歩シーンがナチュラル素材の袋に描かれた今回のショッピングバッグ。サイズは3種類あります。リニューアルに当たっては、社内外から広くデザインの応募を受け付け、ソフトバンクの社員が考案したデザインが選ばれました。選ばれたデザインを考案したコンシューマ事業推進統括 コミュニケーション推進部の長谷川真理は、どのような思いでデザインしたのでしょうか。
「誰もが持ち歩きやすい。人に渡すなど再利用するときに『このショッピングバッグにしよう』と選んでもらえる。そんなデザインを強く思い浮かべながら制作しました。ソフトバンクとワイモバイルにしかない『お父さん』と『ふてニャン』が店舗でサービスを受けてきた帰り道をイメージした一筆書き風のイラストの中で、上質さ・楽しさなど、それぞれのブランドらしさや環境への配慮を表現しています。このバッグで環境配慮に協力していることを、自然の豊かさや平和というモチーフで、木々や芽、鳥(ハト)、水などの形に。その全てが線でつながり、人の心(側面のハート)や社会貢献、幸せ(クローバー)につながる。『全てにつながる』をコンセプトに、白インキのみでシンプルだからこそ誰もが持ちたくなるショッピングバッグを目指しました」
地球にやさしい4つのポイント
今回のリニューアルは、地球環境保護の一環として行うもので、従来のプラスチック加工をした紙製から、100%リサイクル素材を使用したものへ変更しました。
具体的にはどのような点が環境に配慮されているのでしょうか。よく見ると、側面に環境配慮マークが並んでいます。
- 本体はリサイクルペーパー100%
本体には、古紙パルプ配分率100%の再生紙を使っています。
- 植物由来のインキ
インキはベジタブルオイルインキ配合に変更。従来のインキより揮発性有機化合物の排出が低減されるので、環境負荷低減に貢献できます。
- 自然に優しい撥水(はっすい)加工
従来のショッピングバッグで採用されていたPP(ポリプロピレン)加工をやめて、撥水ニスで仕上げています。
- 紙素材の持ち手
持ち手は従来のプラスチックから、手触りの良い、紙編み紐クラフトに変更しました。
コンシューマ事業統括 プロモーション部の大塚伸樹と同統括 Y!mobileコミュニケーション部の新井ひかりは、素材変更の狙いを以下のように語っています。
「全国のソフトバンクとワイモバイルの店舗では年間約650万枚のショッピングバッグを使用。今回のリニューアルで、プラスチックの使用量を年間約55.8トン、二酸化炭素(CO2)の排出量を約67.8トン削減できる効果があると見込んでいます。今後も循環型社会の実現に向けた取り組みを積極的に進めていきます!」
新しいショッピングバッグはこの春から全国のソフトバンクおよびワイモバイルの店舗に順次導入されています。普段使いにもおススメなデザインなので、近くの店舗でもらったときは、たくさん使ってくださいね。
ソフトバンクのサステナビリティ
今回紹介した内容は、「テクノロジーのチカラで地球環境へ貢献」することで、SDGsの目標「3、6、7、12、13、14、15、17」の達成と社会課題解決を目指す取り組みの一つです。
(掲載日:2024年4月15日)
文:ソフトバンクニュース編集部