
岩手県大船渡市とソフトバンク株式会社は、AIやデジタル技術を活用した地域創生の推進や市民サービスの向上を目指した事業連携協定を、2025年8月6日に締結しました。DX推進および教育支援に関する、以下6つの事項に取り組みます。
- (1)DXを活用した市民サービスの利便性向上
- (2)行政実務における業務改革およびその最適化
- (3)デジタル化を支える基盤構築
- (4)デジタル化を推進するための人的支援
- (5)学校教育・生涯学習におけるICT機器の利活用支援
- (6)その他、両者の協議により必要とされた事項
渕上清市長は、令和元年5月にソフトバンクと締結した「教育事業連携に関する協定」にふれ、「これまで、市内の小中学校におけるプログラミング教室の開催や、デジタル技術を活用した環境学習など、未来を担う子どもたちの育成に協力して取り組んできた。また、デジタル推進アドバイザーとしてソフトバンク社員を派遣いただいたことが、市のデジタル活用に向けた大きな一歩となった。こうした実績の積み重ねが、教育分野にとどまらず、DX推進におけるパートナーとして協力関係をさらに強固なものとしたいとの思いにつながっている。ソフトバンクが持つ先進的な技術と豊富な知見を強力なエンジンとして、本市が直面するさまざまな課題を乗り越え、新たな未来を切り拓いていきたい」と今後の取り組みへの決意を表明しました。
ソフトバンク 法人統括 公共事業推進本部 本部長の柏木陸照は、「これまで、特に教育という分野を起点に関係を構築してきた中、次世代育成から地域づくり・まちづくりを発展させていくという思いに共感している。DXを推進する上で、さまざまな課題もあると思うが、大船渡市の皆さまにとって役に立つ分野で力添えすること。皆さま方の職責を全うするための支援だけでなく、地域全体の未来への発展、大船渡市で育つ子どもたちのDXへの挑戦にもつながるよう取り組んでいきたい」とあいさつしました。
ソフトバンクのサステナビリティ

今回紹介した内容は、「DXによる社会・産業の構築」に貢献することで、SDGsの目標「1、2、3、8、9、11、17」の達成と社会課題解決を目指す取り組みの一つです。
(掲載日:2025年8月21日)
文:ソフトバンクニュース編集部






