株式会社サーキュレーション様 HENNGE One導入事例

2024.05
コンサル業務に欠かせない添付ファイル送信
「HENNGE One」で脱PPAPと効率化を実現

株式会社サーキュレーション

お客さま
株式会社サーキュレーション

従業員規模
101〜500人

業種
サービス

導入サービス
・HENNGE One

概要

23,000名以上のプロの経験・知見を複数の企業でシェアし、経営課題を解決するプロシェアリング事業を運営する株式会社サーキュレーション(以下:サーキュレーション)。プロジェクト件数が増えるにつれ、浮き彫りになってきた課題の1つが「脱PPAP」でした。セキュリティ面だけでなく、メールにファイルを添付するたびにパスワードをかけるという手間が大きな負担になっていたため、クラウドセキュリティサービス「HENNGEOne」の導入を決定。都度、手動でパスワードをかけなくても安全にファイルを送信できるようになったことで、メールセキュリティの向上と年間600時間の業務削減を実現しました。

導入前の課題

人材コンサルティング業において、データファイルのやり取りは欠かせないもの。1日あたり100件前後の添付ファイルを送信する業務の中で、脱PPAPが課題となっていた。

導入後の効果

クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」を導入することにより、メース送信時の手間の削減とセキュリティの向上を実現した。


目次


労働人口不足の解決策となり得る「プロシェアリング」とは

少子高齢化が進み、今後労働人口の大幅な減少が見込まれる日本。労働生産性の向上は、日本社会全体の大きな課題となっています。サーキュレーション社のDX推進部に所属する金谷氏は、現状をこう説明します。

「アメリカでは1人の人間が複数社に関わりながら働くという多様な働き方が当たり前になっています。しかし日本ではまだ、その状況にはなっていません。我々は日本でプロフェッショナルが働く土台を築き、1人が3社同時に働く時代を創っていきたいと考えています」(金谷氏)

サーキュレーションの事業は「プロシェアリング。企業の経営課題を見つけ出し、それを解決できる経験・知見を有しているプロ人材とともに課題を解決するというサービスです。

「サーキュレーションでは2020年頃から年に1度程度、企業とプロ人材の双方を対象とした調査を行い『プロシェアリング白書』を発行しています。その調査結果によると、企業と個人、そのどちらにも変化が感じられます。企業側で言えばプロ人材を活用したことのある企業が増えていますし、個人側では副業をする方やフリーランスとして活躍する方が増えています。我々としては、その状況をより後押ししたいと思っております」(金谷氏)

クライアントの拡大とともに浮き彫りになった課題

創業から10年で、プロジェクト件数は1万7千件(2024年1月末時点)に達したと金谷氏。しかしクライアントが増えたことにより、浮き彫りになった課題もあると言います。コーポレートエンジニアリングチームにおいて、今回の「HENNGE One」導入後、運用全般を務める橘氏はこう説明します。

「我々のようなコンサルティング業務では、サービス概要資料や提案書、プロ人材をご紹介する経歴書など、個人情報を含め1日に大量の添付ファイルをクライアントに送ることになります。まずファイルをZIP化して、一つ一つパスワードを決める。それをメールに添付して送り、さらにその後別メールでパスワードを伝える。『PPAP』と呼ばれるこの一連の流れが、すごく手間になっていました。我々はMac PCを使っているのですが、先方がWindows PCの場合、うまくファイルが開けないということもありました。脱PPAPが、以前からの課題となっていたのです」(橘氏)

2020年には、中央省庁においてPPAPを廃止する方針が発表され話題となりました。橘氏の説明の通り、PPAPは受信側にも送信側にも手間がかかります。

「HENNGE One」を選択した理由

脱PPAPに向け、4社ほどのサービスを比較検討したと言います。「さまざまなサービスを検討していく中で、あるサービスはコストがあわない、あるサービスは送信者側の負担が大きい、あるサービスはメールポリシーを低下させる必要があるなど、全ての要件をバランスよく満たすものがありませんでした。

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