アーティストやアニメのキャラクターなど、自分のお気に入りを応援すること。ライブへの参加やデジタルコンテンツの鑑賞、グッズの収集やゆかりの地の訪問などの活動が行われる
応援の対象はアーティストから動物まで幅広い
「推し活」は自分のお気に入りや好きなもの(推し)を応援する活動のことです。同様の意味で「推しごと」と表現することも。自分が好きなものに多くの時間とお金を費やす「オタク活動(オタ活)」という言葉と「推し活」との違いは明確ではなく特定の人やモノに熱中する行為はほぼ同じです。
推し活の対象は、3次元(アイドルや俳優など実在する人間)、2.5次元(2次元の世界を立体化したモノ)、2次元(漫画やアニメなどのキャラクター)、物理的なもの(鉄道や動物、仏像など)、さまざまです。
推しの素晴らしさを感じ、シェアする、共感を得る
Z世代(一般的に1990年後半から2000年代に生まれた世代を指す)の女性の75.5%※が何かを推しているというデータもあります。イベントに参加する、グッズを収集する、グッズを手作りするなどの活動を通じて推しを応援します。他にも、推しが愛用している服やコスメなどを真似する、推しとコラボしているカフェに足を運ぶ、SNSで情報発信して推しを広める、推しのゆかりの地(ロケ場所など)を訪れる、推しが配信する動画を見て投げ銭する、といった活動も推し活に含まれており、このような消費行動がさまざまな業界の経済効果を生んでいます。
1人で楽しむ場合もありますが、SNSなどで〇〇推し、推しメン(推しているメンバーの略)と公言してコミュニティが作られることもあり、仲間と一緒に盛り上がるのも推し活の特徴です。
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ソフトバンクグループからはさまざまな形で推しに触れられる動画コンテンツが「5G LAB」や「GYAO!」などを通じて提供されています。アーティスト、俳優、スポーツ選手など推しが身近に感じられる動画配信サービスが多様化しています。
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(掲載日:2022年2月21日)
文:ソフトバンクニュース編集部