公的個人認証サービス(Japanese Public Key Infrastructure)の略称。インターネット上での行政手続きや企業のオンラインサービスなどを利用する際に、本人確認を行うための電子証明書を提供するサービスのこと
本人確認が安全かつスピーディーに
公的個人認証サービス(JPKI: Japanese Public Key Infrastructure)は、マイナンバーカードのICチップに記録された「署名用電子証明書」や「利用者証明用電子証明書」を利用して、他人によるなりすましやデータの改ざんを防ぐために用いられる本人確認の手段です。
多要素認証における「知識情報(=パスワード)」と「所持情報(=マイナンバーカード)」を組み合わせた認証方式が特長で、マイナンバーカードをNFC(近距離無線通信)に対応したスマートフォンなどの端末に近付けてパスワードを入力するだけで、速やかに本人確認が完了できます。
行政手続きだけでなく、企業のオンラインサービスでも利用でき、ソフトバンクなどの通信キャリアが提供するメッセージアプリサービス「+メッセージ(プラスメッセージ)」でも、JPKIへの対応が検討されています。
JPKIの関連情報
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「+メッセージ」がマイナンバーカードでの公的個人認証に対応(2022年6月29日 ソフトバンク株式会社プレスリリース)
(掲載日:2022年7月14日、更新日:2022年8月24日)
文:ソフトバンクニュース編集部