5Gネットワークを活用し、企業や自治体向けに専用ネットワークを構築するサービス
5Gの特長を生かしたカスタマイズ可能な専用ネットワーク
「プライベート5G」は、5Gネットワークサービスの提供形態の一つです。5Gの提供形態は主に3つで、通信キャリアが一般のユーザー向けに提供している通常の5Gネットワークを表す「パブリック5G」、企業などが独自に設備を導入し5G専用のネットワークを構築する「ローカル5G」、そして通信キャリアが持つ5G基地局を利用して企業や自治体などの建物や敷地内に専用のネットワーク環境を構築する「プライベート5G」があります。5Gの特長である高速大容量、低遅延、多数同時接続を生かしながら、企業や自治体向けに高品質で安定した専用のネットワーク環境を構築でき、基地局などの設備は通信キャリアが提供するため、導入時の設備投資コストを抑えられます。
用途に合わせてネットワークの構成や機能をカスタマイズして構築できるため、リアルタイムのモニタリングや遠隔操作が必要とされる医療施設や建設現場での活用をはじめ、多様な業界のニーズに柔軟に対応することが可能です。
ソフトバンクでは、企業や自治体などの業務効率化やDX推進の基盤となる通信環境として「プライベート5G」のサービスを提供しています。通信を仮想的に分割するネットワークスライシング技術を活用して通常の5G回線の一部帯域を専用ネットワークとして活用する「共有型」と、専用のネットワーク環境を構築する「専有型」の2つのメニューがあり、専有型は、通常の5Gネットワークとは独立して通信が行われるため、より機密情報やプライバシーの保護に配慮した環境を作ることが可能です。
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（掲載日：2025年3月6日）
文：ソフトバンクニュース編集部
