お知らせ 2025年
経産省と東証による「SX銘柄2025」に選定
2025年5月14日
ソフトバンク株式会社
ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、経済産業省および東京証券取引所が選定する「SX銘柄2025」に選定されました。ソフトバンクがSX銘柄に選定されたのは、今回が初めてです。

SX銘柄とは、東京証券取引所に上場している企業の中から、SX(サステナビリティトランスフォーメーション)を通じて持続的に成長原資を生み出す力を高め、企業価値向上を実現する先進的企業群を、経済産業省と東京証券取引所が選定するものです。
ソフトバンクは、テクノロジーを競争優位性として社会価値を創出する価値創造ストーリーの構築や、中長期的な成長の指標としてTSR(株主総利回り)※を設定し、役員報酬と連動させている点などが高く評価されました。
ソフトバンクは、「情報革命で人々を幸せに」という経営理念の下、持続可能な社会の実現に貢献することを重要な経営課題と捉え、取り組むべき6つのマテリアリティ(重要課題)を特定しています。ソフトバンクは、このマテリアリティを経営理念と成長戦略である「Beyond Carrier」をつなぐものと位置付けており、「すべてのモノ・情報・心がつながる世の中を」をコンセプトに、マテリアリティの解決を通じてグループ全体の事業成長に取り組むことで、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指しています。
- [注]
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- ※株式投資によって得られた収益(配当とキャピタルゲイン)を投資額(株価)で割った比率
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SXに関する取り組み事例
1. 企業価値向上に向けた長期ビジョンの策定
「デジタル化社会の発展に不可欠な次世代社会インフラを提供する」という長期ビジョンを策定し、AI共存社会に向けて次世代社会インフラの構築を目指しています。次世代社会インフラの構築においては、各地域で生産された再生可能エネルギーを各地域のデータセンターで消費する、サステナブルな分散型AIデータセンターの整備などに取り組んでいます。また、自社の強みであるAIやIoT(モノのインターネット)、ビッグデータなどの最先端テクノロジーを最大限に活用することで、事業リスクを低減し、同時に事業機会を生み出しています。
2. 目指す姿を実現させる中長期成長戦略
「Beyond Carrier」を成長戦略として掲げ、コアビジネスである通信事業の持続的な成長を図りながら、通信キャリアの枠を超え、「DX・ソリューション」「ファイナンス」「メディア・EC」「新領域」など、情報・テクノロジー領域のさまざまな分野で積極的に事業を展開することで、企業価値の最大化を目指しています。
3. 目指す姿の実現に向けた人材戦略
AIとの共存社会を実現する次世代社会インフラの提供のため、必要な人材の確保、組織の整備を進めています。人材戦略については、「Beyond Carrier」における成長戦略をベースとして、事業戦略との一体を重要視しています。既存領域である通信から新規領域へシフトしていくことを目指すとともに、既存領域については、業務にテクノロジーや生成AIを活用することで、人材の配置の効率化を図っています。