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東海光学株式会社
東海光学株式会社は眼鏡レンズ専門メーカとして国内トップシェアを誇り、世界60ヵ国以上での販売実績があります。そんな中、同社内で運用していた海外企業向けの受発注システムが中国から突然利用できなくなるというトラブルが発生しました。そこで、日中間の通信環境を最適化するため、Alibaba Cloudの国際専用線サービス「Cloud Enterprise Network(CEN)」を導入。快適な日中間通信環境を実現しました。
「 中国と安定した通信を行えるのは『Alibaba Cloud一択』でした」
東海光学株式会社
情報システム部 課長 倉地 大悟 氏
東海光学は1939年に創業した「眼鏡レンズ専門メーカ」です。レンズの素材開発から設計・加工・販売までの一貫体制を敷いており、眼鏡レンズ専門メーカとしては国内トップシェアを築いています。また、日本国内だけでなく世界60ヵ国以上での販売実績があります。近年ではアジア、オーストラリア、ヨーロッパ、北米へと更なる販路を拡大しています。
東海光学では海外にある取引先やグループ企業向けに「TOP(トップ)」という受発注システムを自社で構築し、日本国内にて運用しています。しかし、ある日突然、中国から「トップにログインができなくなった」というトラブルの報告が本社にきました。
「中国にある東海上海という子会社から2019年7月に『トップにログインができなくなった』という問い合わせがありました。ログイン画面は表示されるようなのですが、そこから何をしてもログインができないという状況のようでした。日本と中国間のインターネット環境は不安定なので、以前から時間帯によっては繋がりにくい、表示が遅いという問い合わせはあったのですが、今回はトラブルの原因が分からないため、対策の取りようもありませんでした」(倉地氏)
そこで同社はSBクラウドをはじめとした複数の企業に相談したと言います。
「ちょうど別件の提案を受けていたこともあったのですが『中国といえばアリババ』というイメージがあったので、SBクラウドさんにすぐに相談しました」(杉本氏)
「実は、SBクラウドさん以外の複数の企業にも相談をしておりました。各社の提案内容は日本と中国の拠点間に専用線を引く方法や、中国国内に発注システムを新規構築する方法などだったのですが、これらの方法は現状よりもコストが大幅に上昇してしまうため、検討の候補からは早々に外れました」(杉本氏)
SBクラウドからはAlibaba Cloudの国際専用線サービス「CEN」を利用してトップへ接続する方法を提案されたと言います。
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