仮想空間や映像・音響などを通して世界観への没入感があること
映像や音響、バーチャル体験などを通してどっぷりと浸れる世界観
イマーシブ(immersive)は、ゲームやメタバースなどのバーチャル空間やテーマパーク・舞台・映画などエンターテインメントなどの世界観への没入感があることです。観客参加型の演劇や、コンサートなどその場の雰囲気や一体感を得られる空間もイマーシブ体験の一例ですが、主にバーチャルリアリティ(VR)や拡張現実(AR)、360度動画、高品質なサウンドシステムなどの先進技術を活用した立体的な演出により、ユーザーがまるでその世界の中にいるようなリアリティと没入感を得られることを指します。
エンターテインメント以外では、教育分野で課外学習や実験の疑似体験など、黒板や教科書だけでは伝えきれないリアルな体験を提供することが可能です。また、ビジネスでは、商品やサービスの仮想体験を通したマーケティングや顧客体験向上に加え、接客、研修・訓練などへの導入、オフィスを再現したバーチャルオフィスなど、イマーシブコンテンツの活用が期待されています。
ソフトバンクでは、みずほPayPayドーム福岡において、スポーツとテクノロジーの融合による新たなスポーツ観戦スタイルの実現を目指し、VRやARを活用したバーチャル観戦や球場体験の実証実験を実施しています。また、メタバース空間でのバーチャルキャンパス構築といった教育機関との産学連携のほか、さまざまな分野の課題解決や効率化を目指したXRソリューションの提供などに取り組んでいます。
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(掲載日:2024年5月9日)
文:ソフトバンクニュース編集部