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全国1,600平方メートルで植樹。地域に根ざした生物多様性の保全を

全国で約1,600平方メートルを植樹。森林保全活動によりネイチャーポジティブに貢献

ソフトバンク株式会社は、生物多様性を保持するための活動の一環として、森林保全を目的とした植樹などを行っています。2023年は北海道富良野市をはじめ、5拠点で合計約1,600平方メートルに相当する植樹などの森林保全活動を実施しました。

やむを得ず基地局などの通信設備を設置した面積以上の植樹などの森林保全活動を

携帯電話のサービス提供に不可欠な基地局ですが、広域に安定した通信サービスを届けるために、やむを得ず、生物多様性の重要地域においても、基地局などの通信設備を建設する場合があります。サステナビリティに取り組む企業として、2023年10月から、国や国際条約で定められた自然保護区など、生物多様性の重要地域に通信設備を設置した場合、2倍以上の面積に相当する植樹などの森林保全の目標を定めて活動を行っています。

生物多様性の重要地域とは

KBA(Key Biodiversity Area:生物多様性重要地域)、世界自然遺産、ラムサールサイトなど国際条約で定められた自然保護地域のほか、日本独自の生態系を考慮するため国立公園や自然環境保全地域、鳥獣保護区など法令に基づき国が定めた自然保護地域を生物多様性の重要地域として使用しています。

  • IUCNレッドリストや国際NGOバードライフ・インターナショナルによる調査、各種自然保護区の情報をもとに世界統一基準で選定された生物多様性の重要地域

生物多様性保全の取り組み

これまでに北海道富良野市、長野県木島平村、鳥取県日南町、沖縄県恩納村、静岡県富士市の5つの地域で、地域の方と共に植樹を行いました。

長野県木島平村

「日本一美しいブナの森」と呼ばれるカヤの平高原。木島平村が実施する「カヤの平高原ブナの森づくり」事業にソフトバンクが参加し植樹を実施しました。

長野県木島平村

北海道富良野市

富良野市と、脚本家の倉本聰氏が塾長を務める「NPO法人 C・C・C富良野自然塾」の協力のもと、2023年10月13日にゴルフ場跡地を元の森に戻す自然返還事業に参加し、植樹活動を行いました。

北海道富良野市

北海道富良野市

鳥取県日南町

日南町が学校法人かいけ幼稚園と連携して取り組む森林教育活動に参加し、町有林「かいけ心正の森」で、2023年11月23日に植樹活動を実施しました。

鳥取県日南町

鳥取県日南町

また、日南町では基地局などの通信設備設置に関連する植樹以外に、事業活動に関連する植樹も2024年6月12日に実施しました。
ソフトバンクが取り組む「ネットゼロ」の達成に向けた施策の一つとして、ソフトバンク最大規模の法人イベント「SoftBank World」の2023年のイベント来場者に対して、イベントの開催により発生したCO2排出量を計算可能にしてアンケートの回答を募り、その回答数に応じた本数の植樹を行うことを宣言しました。その宣言に基づき、アンケート回答数に相当する約5,000本の植樹を日南町で行いました。

鳥取県日南町

沖縄県恩納村

恩納村とソフトバンクは2019年に海洋環境保全活動「未来とサンゴプロジェクト」を立ち上げ、協賛・賛同する企業とともに3月5日のサンゴの日にイベントなどを実施しています。2024年3月5日のイベントでは、恩納村の海にサンゴの苗の植え付けを実施するとともに、真栄田漁港付近のビーチの清掃活動や赤土の流出防止を目的とした植樹を行いました。

沖縄県恩納村

沖縄県恩納村

静岡県富士市

2024年4月29日、富士市が主催する「富士山麓ブナ林創造事業」にソフトバンクが参加する形で、ブナなどの苗を植えました。この活動は富士市長から感謝状を授与いただきました。

静岡県富士市

静岡県富士市

保全活動を通じて森林や海洋の生物多様性を守る

保全活動を通じて森林や海洋の生物多様性を守る

ネイチャーポジティブの実現に貢献するため、自治体・団体への活動支援や森林破壊防止に取り組んでいます。

ソフトバンクの
生物多様性保全の取り組み

(掲載日:2024年6月25日)
文:ソフトバンクニュース編集部