生物多様性の損失を食い止め、自然を回復軌道である「ポジティブ」な状態にすること
2030年までに自然を回復軌道へ。世界的ミッション
「ネイチャーポジティブ(自然再興)」の実現とは、2030年までに生物多様性とそれを育む水・土壌・大気など自然資本の損失を食い止め、自然を回復軌道に乗せることを目指した世界的なミッションです。「自然と共生する世界」をビジョンに、2050年までに自然が完全回復することを目指しています。SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」や目標15「陸の豊かさも守ろう」とも深く関連しており、持続可能な社会の実現に向けた重要な概念となっています。
日本では、環境省主導の下「J-GBFネイチャーポジティブ宣言」を発表し、取り組みを推進。企業には、自然資本への依存度や影響を把握し、事業活動を通じて自然の回復に貢献することが求められています。
ソフトバンクは、事業活動が生態系に及ぼす影響を低減させることをマテリアリティ(重要課題)の一つと位置付け、ネイチャーポジティブ実現につながる積極的な活動と、TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)が示すフレームワークに基づく情報開示に取り組んでいます。
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(掲載日:2024年9月18日)
文:ソフトバンクニュース編集部