電波法改正のポイントと対策を解説。2024年12月から無線機やトランシーバーが使えなくなる? 

2022年7月21日掲載

無線機やトランシーバー

さまざまな業種の現場で、コミュニケーション手段として利用されている無線機。
代表的なものにはトランシーバーやインカムがあり、これらを使って連絡を取っている方もいるのではないでしょうか?
実は、トランシーバーやインカムなどの無線機には、2024年11月30日の電波法改正以降、使用できなくなるものがあります。そのため、日々の業務にこれらの無線機を利用している場合、期日までに使用機器の見直しをしなければなりません。
「まだ先のことだから大丈夫」と思われる方も多いかもしれませんが、新しい機器の選定や運用方法の策定、停波の手続きなど、管理者の立場として早いうちから準備を進めておくのがよいでしょう。

本ブログでは、法改正によって使えなくなる無線機のことや、今後の運用におススメの手段をご紹介します。

目次

2024年12月1日以降、アナログ無線機や特定小電力トランシーバーが廃止に

無線機にはアナログ無線機とデジタル無線機があります。今回の法改正によって廃止されるものがあるのは、アナログ無線機と、特定小電力トランシーバーであり、業務によく利用されるトランシーバーやインカムなども含まれます。アナログ無線機が使用できなくなる理由には、無線機のデジタル化が関係しています。
携帯電話やテレビ、ラジオ放送といった身近なものから、消防や警備の現場など、当たり前のように利用している電波は、利用できる部分が限られる資源です。今後、生活に関わるさまざまなものがデジタル化されていく際に逼迫することが想定され、アナログ無線機に比べて通信品質が良く、より効率的に電波を利用できるデジタル無線機の方が推進されるようになったためです。

では、具体的に使用できなくなる無線機にはどのようなものがあるのでしょうか?

使用できなくなる無線機の種類

電波法改正以降、使用できなくなる無線機

今回の法改正により使用できなくなる無線機は、周波数が350MHz帯および400MHz帯のアナログ無線機と、一部の特定小電力トランシーバーです。
トランシーバーについては使用できるものとできないものがあり、「スプリアス」と呼ばれる不要な電波が発出される強度によって区別されます。規格が新しい「新スプリアス規格」のものであれば引き続きアナログでも使用できますが、これに適合していない旧式のものは使用できなくなります。
また、アナログとデジタル両方の電波を使用できるデュアル方式の無線機もあり、その場合はアナログ電波を発することができないように設備を改修する必要があります。
なお、周波数が150MHz帯のアナログ無線機は引き続き使用することができます。

現在利用している無線機やトランシーバーが、法改正後も引き続き使用可能なものなのかどうか事前に確認しておきましょう。

もし、使用期限を過ぎたものを使ってしまったら?

対象のアナログ無線機は期日までに無線の使用を停止しなければなりません。誤って使用期限の過ぎた周波数を使用してしまった場合は電波法違反となり、1年以下の懲役または100万円以下の罰金の対象となります。
法改正の内容をしっかりと把握していないと、知らず知らずの間に現場で使用されてしまうことも考えられます。こうしたリスクを避けるためにも、管理者は早いうちから必要な手続きや、次の運用へ向けた準備を進めておくことが大切です。

電波法改正の対策に、トランシーバーアプリの活用を

現在お使いの無線機が使用できなくなる無線機であった場合、今後も無線機の利用を継続するならば、代替の手段を検討しなければなりません。そこで、おススメの方法となるのが、トランシーバーアプリの活用です。
業務での利用が進んでいるスマートフォンにトランシーバーアプリを入れることで、スマートフォンを無線機として利用できるようになります。ほかにも、使用機器が無線機からスマートフォンに置き換わることで、運用面でもさまざまなメリットがあります。
法改正によって今まで使っていた無線機が使用できなくなるのであれば、次はスマートフォンを無線機代わりにするということを検討してみてはいかがでしょうか?

電波法改正への対応策として、なぜトランシーバーアプリを活用することがよいのか、具体的なメリットやアプリケーションの特長について以下の資料でご紹介しています。ぜひご覧ください。

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