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全国に331店舗(※1)を展開するプレミアムチョコレートのゴディバ ジャパンでは、お客さまにもっと身近にゴディバを体験いただくためDXに取り組んでいます。DX戦略のターゲットと設定した3つの課題に対して、どのような改善を行ったのか、その概要をご紹介します。
※1 2022年8月現在
本記事は2022年7月29日に開催されたSoftBank World 2022『ビジネス、変えテク。~日本企業を強くするDXとは?~』の基調講演内容を再編したものです。
ゴディバ ジャパン株式会社
常務執行役員
サプライチェーン IT&プロダクトオペレーション本部
ゴディバ ジャパンの戦略の一つにオムニチャネル戦略があります。百貨店や駅ビルといった従来のチャネルに加え、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなど、さまざまなチャネルに商品を展開しています。そのような複数のチャネルを持つゴディバ ジャパンにおけるDX戦略は「多くのお客さまにもっと身近にゴディバを体験していただくこと」であると櫛山氏は語ります。
「DXで改善させたい課題が3つあります。一つ目は最適な需要予測です。商品の在庫数やスタッフの配置数によっては十分な体験をお客さまに届けられないこともありました。二つ目は経営指標、ここでは売上予測です。そして最後の三つ目は、お客さまに最適な情報を伝えることです。これらの課題を解決するためのデジタルソリューションとして、ソフトバンクの『サキミル』を利用することとなりました」(櫛山氏)
「サキミル」とは、人流統計データ・気象データを活用した需要予測サービスです。櫛山氏はゴディバ ジャパンが持っているデータと「サキミル」のAIアルゴリズムを融合させることで、需要予測だけでなく、人員配置や販促活動といった幅広い領域での活用に期待しているといいます。サキミルは全方位的に連携しやすいプラットフォームであったとも語る櫛山氏は、さらにこう続けました。
「AIの導入は本当にビジネスに貢献するかどうかわからないことが難しい点ですが、事前にPoC(※2)・検証を行うことで効果が明確になったことが決め手になりました」(櫛山氏)
※2 PoC(Proof of Concept):概念実証。新しいアイデアや概念、技術が実現可能かどうかの検証作業。
本動画では、ゴディバ ジャパンが「サキミル」を用いて在庫管理や人員配置の最適化を行いどのような数値効果があったか、位置情報と顧客データを連携することでどのように顧客体験を向上させたかを詳しく紹介しています。ぜひご視聴ください。
人流統計データ・気象データを活用した来店客予測により、食品ロス削減や業務の最適化に寄与します。小売・飲食店舗の食材発注量や勤務シフトの最適化、売上向上のための取り組みのきっかけになるような店舗支援をおこないます。
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