「『しばられるな』のメッセージが、驚くほど自分たちにリンクしていた」いきものがかり―Artist Push! Push! #23

ソフトバンクニュースのアーティスト紹介企画「Artist Push! Push!」。今回は、♬ SoftBank music project 第1弾で、2019年元旦から放送されたソフトバンク新テレビCMの楽曲「WE DO」を手がけた、いきものがかりの皆さんへのインタビューが実現。活動再開後、初となる楽曲「WE DO」に込めた思いやライブ前の集中力の高め方、プライベートの過ごし方などを聞いてみました♪

再生回数400万回超! ♬ いきものがかり|SoftBank TVCM 「しばられるな」篇

♬ SoftBank music project 第1弾として、今年の1月1日に放送が開始されたソフトバンクのテレビCM。いきものがかりがこのCMのために書き下ろした新曲「WE DO」に乗せて、広瀬すずさん、宮本浩次さん、田中圭さん、吉沢亮さん、清原果耶さんの5人が自身を力強く解放していくエネルギッシュな映像が印象的です。

♬ SoftBank music project
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これまでのイメージを覆す、パンチの効いた新テレビCMが新鮮でした

集牧(活動再開)後、初となる配信シングル「WE DO」にはどんな思いが込められていますか?

水野:しばられないで…

吉岡:もうちょっと大きい声で言ってもらっていいですか(笑)。

水野:CMのテーマをいただいて「しばられるな」というキャッチフレーズが、今の自分たちにもすごくリンクしていました。活動休止から再活動するにあたり、もう一度自分たちが楽しんだり、もっと開放的に音楽活動をしたいというモチベーションがあったので、それを「WE DO」に出せればいいなと思ってました。

吉岡:うんうん。

水野:だから「WE DO」の「WE」は自分たちでもあるというか。そういう思いで作った曲ですね。合ってますか?

吉岡:めっちゃ合ってる!

周りからの反響はどうでしたか?

山下:年末の紅白に出させていただいて、集牧後のテレビ初出演でした。そこから年をまたいでソフトバンクのテレビCMで「WE DO」が流れたので、家族や友だちから「本当に復活したんだね」という反響はたくさんいただきましたね。

ソフトバンクとコラボした印象を教えてください。

吉岡:元々「お父さん」のイメージでほのぼのとしたCMのイメージだったんです。今回、自分たちが曲を担当させていただいて結構パンチの効いたCMになったので、私たちもそこに入れてすごくうれしかったし、新しい感じがしました。

水野:けっこう攻撃的な内容でもあるんだけど、コミカルな要素も含まれていて、そこはソフトバンクのカラーなのかなと思いました。

エネルギッシュな曲を作るために意識していることはありますか?

水野:僕は糖質を取るように意識してます。

吉岡:曲を作る時に、すごく甘いものを食べるらしくて。最近はどんなものを食べてるの?

水野:棒状のチョコレートのお菓子とか。やっぱりおなかがいっぱいじゃないとダメじゃない?

山下:あなたは寝そうですけどね、おなかいっぱいになっちゃったら(笑)。

吉岡:デモテープもだいぶエネルギッシュじゃん! 踊りながら曲を作ってたりもするし。

水野:あるある。絶対に人に見られたくないです。

ライブの成功はダジャレの出来にかかっている!?

ライブの成功はダジャレの出来にかかっている!?

「ここぞ」というときの心構えや集中力の高めるためにしていることは?

水野:吉岡、あるんじゃない?

吉岡:ライブ前に円陣を組むんですけど、その地方の言葉をもじってダジャレを言ってます。じゃあ、ちょっとやってみて。

(3人で手を合わせる)愛知に言いたい、アイチテル!

水野:こういうの毎回やってるんです。

吉岡:次、次いくよ。

徳島のライブ、私たちのライブを見るとトクシマス!

山下:みたいなやつです。毎回完成度が高いんですけどね。

水野:サポートメンバーやスタッフにとっても吉岡のダジャレが楽しみになっていて、うまいと「おっ!」みたいな。大事な儀式ですよね。

ちなみに皆さん、プライベートはどんな過ごし方をされているんですか?

吉岡:リーダーは仕事してるでしょ?

水野:ないからね、境界線が。

山下:俺は映画館が好きなので映画に行きますね。

水野:一人で行くんだよね?

山下:一人。渋谷の映画館をはしごして、1日で3本くらい見たことある。

吉岡:私は……料理ですね!

水野:いま、日本中が「本当か?」っていう四文字を思い浮かべたぞ(笑)。

吉岡:今日会ったばかりのスタッフさんにも笑われてる(笑)。とりあえず得意料理を聞いてもらっていいですか?

水野:得意料理は?

吉岡:焼き鳥です!

山下:フライパンで焼くやつね。もはや焼き鳥じゃないでしょ。

スマホでよく見る動画はありますか?

吉岡:いきものがかりをカバーしている人の動画をよく見てるでしょ?

水野:あ~、見るね~。

吉岡:リーダーは本当に見てるんですよ。

水野:歌ってみた系とか、ちゃんと見てますよ。

山下:いきものがかりの曲をカバーしているそこのあなた、水野さんは見てますよ。

水野さんは見てますよ。

(水野さんへ)目立たないエピソードをたくさんお持ちと伺いましたが、最近は何かありますか?

水野:最近、所属レコード会社のオフィスが移転したんですけど、新しいビルでは警備員さんによく捕まります。受付のお姉さんは覚えてくれているので、慌てて「大丈夫です」と言ってくれるパターンを繰り返していますね。

(山下さんへ)お酒好きだそうですが、今ハマっているお酒は?

山下:何カ月か前に長崎の壱岐島に行ったんですけど、どうやらそこが麦焼酎の発祥の地らしいんですよね。それまでは芋焼酎が好きだったんですけど、現地で飲んだ麦焼酎がおいしくて、最近はちょこちょこ飲むようになりました。

(吉岡さんへ)誕生日が2月29日だそうですが、今年35歳を迎えての抱負をお願いします!

水野:人間に例えると推定35歳。

吉岡:カワウソじゃねえよ!

水野:来年で何歳になるんだっけ? 9歳?

吉岡:カワウソじゃねえよ! 9歳かな。私、誕生日が2月29日なのでなかなか来ないんですよ。

水野:誕生日はいつ祝うの?

吉岡:家族にも「都合の良い日で大丈夫っす」みたいな感じで下手に出ながら祝ってもらうパターンです。あ、抱負だった。えーっと、話題の豊富な女性になりたい、です。

水野・山下:う、うん。

最後に視聴者の皆さんにメッセージをお願いします!

水野:「WE DO」も配信中ですし、今もレコーディングを結構していて新曲をお届けできると思うので、これからもいきものがかりをよろしくお願いします。

本日はありがとうございました。

いきものがかり

水野良樹(Guitar&Vocal/リーダー/1982年12月17日生まれ)
吉岡聖恵(Vocal/1984年2月29日生まれ)
山下穂尊(Guitar&Harmonica/1982年8月27日生まれ)

1999年2月1日、水野さんと山下さんでいきものがかり結成。ユニット名は、小学校1年生の時に一緒に金魚に餌をあげる「生き物係」をしていたことによる。1999年11月3日、吉岡さんが加入して3名に。2006年3月15日、「SAKURA」でメジャーデビューすると、「ありがとう」(2010年)や「風が吹いている」(2012年)など数々のヒット曲を生み出す。2017年1月5日の放牧宣言で約2年間活動休止、2018年11月2日に集牧宣言を行い活動を再開した。

(掲載日:2019年2月28日)
文:ソフトバンクニュース編集部

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もう、凍らせない! 雪国特有の課題「水道管の凍結」をIoTで解決?

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暖かい地域にお住まいの方は想像しにくいかもしれませんが、雪国では冬の寒い時期になると、水道管にたまっている水が凍り「水が出ない」「水道管が凍って破裂」ということがよくあるそうです。

水が出なくなると生活に支障をきたし、さらに破裂してしまうと高額な出費に…

そのような水道管凍結や破裂といった事態が起こらないよう、チョロチョロ水を流したり、配管を温めて凍らないようにしたり、凍結対策は本当に大変なようです。

そんな雪国での問題をIoTで解決しようというイベントがあるという話を聞き、新潟に行ってきました!

雪国特有の課題をIoTで解決するハッカソン! 1位に選ばれたのは…?

にいがた産業創造機構が主催するハッカソンが、2月16日・17日に新潟市で開催されました。テーマは、「雪国新潟の冬の暮らし(消雪・除雪、交通、エネルギー、利雪)×IoT」。

  • ハッカソン:ソフトウエア開発者などが集い、一定期間集中的にプログラムの開発やサービスの考案などの共同作業を行い、その技能やアイデアを競うイベント。

冒頭で雪国特有のさまざまな課題が紹介され、参加チームはそれらの課題をIoTで解決するためのアイデアを出し合い、プロトタイプ(試作品)作りに着手。

ハッカソン会場の様子

ハッカソン会場の様子

参加者は5-6人ごとのチームに分かれ、2日間にわたりプロトタイプ開発を行いました。

今回のハッカソンで作られた参加チームのプロトタイプ

今回のハッカソンで作られた参加チームのプロトタイプ

2日間の集大成を各チームがプレゼンし、見事1位に選ばれたのは・・・

水道管の凍結をIoTで解決するアイデア「蛇口ハック」!

「蛇口ハック」を考案したチームの皆さん

このチームが選択した課題は、「水道管の凍結」。

「どうして水道管破裂って予防できないんだろう?」と熱いディスカッションを繰り返した結果、「対策がなかなか面倒なので予防策ができていない」という結論にたどり着いたそう。

そこで・・・

水栓を少しあけてチョロチョロ水を出す(通称「チョロ水」)という、面倒でアナログな対策ではなく、凍結の危機が迫ったときのみ、「チョロ水」が自動で発動するIoTを使ったアイデアを生み出したのです。

いったい、どんな仕掛けがあるのでしょうか?

IoTを駆使した、「蛇口ハック」の凍らない仕掛けとは?

① 屋外の温度センサーが水が凍る温度を検知すると、水道管に自動で水を通す。

② 各センサーの稼働状況を、クラウドサービスにシェア。

③ クラウドサービスから凍結の危機を近隣住民に通知。

なるほど!! こうすることで水道管を見張っていなくても凍結を防げるというわけですね!

今回は商品の開発ではなく、アイデアとプロトタイプの製作でしたが、今後商用化される可能性もあり、雪国の課題がIoTで解決できる日も近いはず!

また、イベントでは1位になった「蛇口ハック」以外にもたくさんの素晴らしいアイデアが生み出されました。

今後の展開が楽しみですね!

審査委員からのコメント

内山雅彦さん
公益財団法人 にいがた産業創造機構
産業創造グループ 総括マネージャー

今回1位に選ばれたアイデア以外にもたくさんの面白いアイデアが出てきました。このハッカソンをゴールではなく通過点と考えています。社会実装されるところまでがゴールだと考えて、アイデアを出しただけで終わらせず、実用化に向けて進んでいっていただきたいと思います。

今回このイベントで使われたモノとインターネットをつなぐ、IoT向けの通信規格「NB-IoT」をソフトバンクが提供し、NB-IoTを使ったハッカソンとしては国内初開催となりました!

「NB-IoT」??

うーん…なんだか難しいですね。

モノとインターネットをつなぐ、NB-IoTを解説

NB-IoTとは、IoT向けのLTE規格のことで、家電や自動車、世の中にあるさまざまなモノがインターネットへつながるための通信技術のことを指しています。

先ほどの「蛇口ハック」の例で言うと、温度センサーとクラウドサービスの通信に使われています。

ソフトバンクは、このNB-IoTのネットワークの構築を2018年4月に完了し、商用サービスを開始しました。

NB-IoTは、「低コスト」「低消費電力」「長距離通信可」「大量接続可」といった特徴があり、このようにモノとインターネットをつなぐ技術としてとても注目されているんです。

通信技術なので目に見えませんが、身近なところで活躍しているかもしれませんね。

<NB-IoT 関連プレスリリース>

ソフトバンクと共にIoTサービスを加速させる「株式会社ウフル」

今回のイベントは運営事務局として、IoT関連事業を展開する「株式会社ウフル」が参加。

実はソフトバンクは通信技術の提供だけではなく、IoT事業分野のさらなる発展を目指し、ウフルと資本・業務提携しているんです。近い将来、商業施設や身近なあらゆる場所で、モノがインターネットとつながり、より便利になる時代が来るのが楽しみです!

皆さんも、身の回りのIoTを見つけてみてくださいね。

<関連リリース>

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(掲載日:2019年2月28日)
文:ソフトバンクニュース編集部