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モノづくり王国 愛知から世界へ羽ばたくスタートアップを! オープンイノベーション拠点「STATION Ai」グランドオープン

STATION Ai グランドオープン

愛知県名古屋市の日本最大規模のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」。2024年10月1日に開業し、会員企業が続々と「STATION Ai」で事業活動を開始しています。2024年10月31日に開催されたグランドオープンのセレモニーの様子をご紹介します。

STATION Ai エントランス

もうスタートアップ不毛の地とは言わせない。世界へ打って出る。

セレモニーには、関係者や入居企業など約700人が集結し、グランドオープンを祝いました。

愛知県の大村秀章知事は「現時点で所属しているスタートアップは500社、パートナー企業は200社を超えました。毎日、皆さんがこの建物の中でマッチアップをして、スタートアップを盛り上げていく。

大村知事

愛知県 大村秀章知事

STATION Aiは、世界9カ国・21の大学・研究機関のほか、欧州のイノベーションのハブであるフランス・パリの『Station F』とアライアンスを締結しています。そうして得られたノウハウを生かし、アジア最大のイノベーション拠点として、世界へ打って出ていきます」とグランドオープンを力強く宣言しました。

セレモニー会場

ソフトバンク株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 宮川潤一は「愛知県犬山市の出身の私は、26歳のときに愛知県で起業して10年間事業を運営しました。ただ、その頃の愛知県はスタートアップ企業にとっては厳しいエリアだと感じていました。

ソフトバンク 宮川潤一

ソフトバンク株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 宮川潤一

当時の経験を生かして、STATION Aiでは、地元企業や金融機関、自治体も含め、スタートアップが育つような環境をつくる支援をしていきます」と述べ、「STATION Ai」から生まれたスタートアップが10年、20年後の日本を引っ張っていくことに期待を寄せました。

館内装飾1
館内装飾2

STATION Ai株式会社 佐橋宏隆 代表取締役社長 兼 CEOは「かつてスタートアップ不毛の地といわれた愛知県ですが、今、STATION Aiに所属する500社のスタートアップ企業は、約3割が愛知から、約4割は東京から生まれていて、その他は日本各地や海外から集まっています。日本の高度成長を支えてきた製造業の集積地である愛知県の大企業や中堅中小企業が持つ技術やノウハウは、スタートアップがグロースするステージに不可欠です。

STATION Ai株式会社 佐橋宏隆CEO

STATION Ai株式会社 佐橋宏隆 代表取締役社長 兼 CEO

ハードウェアとしての施設は本日オープンを迎えましたが、STATION Ai内のコミュニティは皆さんと一緒に作り上げていくものです。アジアにおけるオープンイノベーションの聖地にするため、連携してこの地域を盛り上げていきましょう」と呼びかけました。

セレモニー集合写真

グランドオープンのセレモニーの他、スタートアップのブース展示やピッチも行われ、賑わいを見せました。また、11月1日、2日は子どもから大人まで学び楽しめるイベントも開催。大勢の子どもがプログラミングの体験などに参加しました。

グランドオープンの様子を詳しくみる
(STATION Ai公式サイトへ)

(掲載日:2024年11月8日、更新日:2024年11月12日)
文:ソフトバンクニュース編集部

国内最大規模のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」

STATION Ai 概要

スタートアップの創出・育成およびオープンイノベーションの促進を目的に、さまざまな支援サービスを提供している「STATION Ai」。国内外のスタートアップ企業や支援機関、大学、自治体などが参画し、新規事業創出に取り組んでいます。

「STATION Ai」公式サイト