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デジタルマーケティングを実践する上で欠かせないWebサイト。今回は、Webサイトの技術的な業務を担っているお二人と一緒に「Webテクノロジー」についてお話しました。
山田 泰志
長年BtoBマーケティングを専門とし、ソフトバンクのBtoBマーケティングの戦略から実行まで広く行う役割を担う。世界レベルのBtoBマーケティングの仕組みや実践を知る専門家。
宮野 綾
2019年からBtoBマーケティングに従事。2022年4月からソフトバンクにてWebマーケティングを担当。普段の放送ではブログ執筆を担当しているが、今回は司会として登壇。
デジタルマーケティングを実践する上で欠かせないWebサイト。ソフトバンクでは、CMS(コンテンツマネジメントシステム)を導入し、Webサイトを作るためのテンプレートやブログ、イベントの参加申し込みページを、一元管理しています。
この番組でも以前にご紹介しましたが、ソフトバンクではコンテンツ制作を内製で行っています。しかし、実際にブログを執筆する担当がHTMLやCSS、JavaScriptに詳しいわけではありません。そういう人たちでも、スムーズにブログやWebサイトの作成ができるような環境を作っているのがお二人です。
過去回のブログレポートはこちら
Oh! B2Bマーケティング 第9回レポート
内製で行うコンテンツマーケティング
宮野さん:IT知識を持ったテクニカルな担当がマーケティング組織にいることで、マーケティング戦略に沿ったWebサイトの作成がスムーズに行えます。また常に新しいチャレンジがしやすいので助かっています。
お二人は、最近ヘッドレスCMSを利用したコンテンツ配信にチャレンジしています。
ヘッドレスCMSとは、Webページの「ヘッド」、つまり「フロントエンド」がないCMSです。次世代型のCMSとして近年注目され始めました。
従来のCMSでは、コンテンツ(情報)ごとに、HTMLやCSSなどを用いて、文書構造やカラーやサイズといった見栄えを指定して、Webページを生成しています。
一方で、ヘッドレスCMSは、そうしたWebページの表層を切り離した、コンテンツ(情報)のみの管理を行うためのシステムです。そのため、1つのコンテンツ(情報)を用いて、アプリとWebサイトで同じコンテンツ(情報)を同時に配信ができるようになります。
新しいことにチャレンジするには学習が必要ですが、お二人はどのようにテクニカルな情報を取得しているのでしょうか。
安部さん:メーカーのドキュメントを読んだり、ユーザコミュニティに質問して知識を得ています。コミュニティは世界とつながっているため、質問を書き込むと世界の誰かが返事してくれるんです。
田村さん:国内外問わず、BtoBの他社のWebサイトを見に行って、今どういったUI・UXデザインがトレンドなのか。どういった仕組みが最先端なのかを観察しています。
山田さん:テクニカルな目線でみると、ここ数年でWebは急激に変化しています。日々新しい情報を学んでいく必要がありますね。
安部さんも田村さんも世界に目を向けて、世界の方々とコミュニケーションを取ることで日々学習しています。
Webのテクニカルな業務は、直接売り上げに繋がっているわけではありません。しかし、デジタルマーケティングを行う上で非常に重要なことを行っています。
安部さん:裏側の調整をすることで、Webサイトがお客さまに届きやすくなります。テクニカルなWebの業務は全体の底上げを担っています。
今回は、Webサイトの裏側を担っているテクニカルチームのお二人にお話を聞きました。Webマーケティングといえば、商品を的確にアピールするためのWebサイトの執筆や、SEO対策、データの分析をイメージしますが、表からは見えないところで仕組みを作る役割があるということを知った放送回でした。
次回の放送もお楽しみに。
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