【マンガで読む】DXって何のこと? ゼロから始めるデジタル改革|DXすいっち!(第1話)

2024年3月25日掲載

【マンガで読む】DXって何のこと? ゼロから始めるデジタル改革|DXすいっち!(第1話)

『DXすいっち!』あらすじ(第1話/全5話)

架空の中小企業・株式会社ぎゅーほ堂の総務部で働く、スマホのフリック入力もできない生粋のアナログ人間・阿奈 六男(あな ろくお)部長が、突如、社長より「DX担当」を拝命! どうして僕が? ディ、DXって、なんの略ですか? 教えて、出寺 樽子(でじ たるこ)さん!───

第1話 第2話▷

DXすいっち!(第1話、1ページ目)
DXすいっち!(第1話、2ページ目)
DXすいっち!(第1話、3ページ目)
DXすいっち!(第1話、4ページ目)

目次

DXって、何?

DXって、何?

はじめまして。私は出寺樽子(でじ たるこ)と申します。全5回ほどお邪魔することになりましたので、よろしくお願いいたします。

さて、一介の中小・玩具メーカである弊社にも、いよいよDXの波が押し寄せてきました。
私の上司、阿奈(あな)部長がこのたびDX担当を拝命したそうで、さっそく、

「DXって……何……?」

大いに悩んでおられました。

デジタル・トランスフォーメーションのことですね。そう教えて差し上げると、

「トランス……何それ? だったら頭文字はTじゃないの…?」

と、戸惑っておられました。これはごもっともな疑問です。

DXとは、Digital Transformation の頭文字をとったもの。
トランスフォーメーションは日本語にすれば「変化」「変容」となります。
そのまま頭文字をとればたしかにDTですね。ただ英語表現上、「Trans-」はよく「X-」と置き換えられます。それで略称としては、DXが定着したわけです。

さて、DXというのはいったい何を指すのか。いろんな定義がありますが、大意は以下のようなことでしょう。
「IT(情報技術)の浸透によって、生活をいい方向へ変容させること」

企業や組織で「DXを推進しよう」というときには、ITを活用して仕事や労働環境をより良くしていこうという意味合いとなります。
部長のようにアナログを愛していると、どうしてもデジタルに及び腰になることは理解できますが、「より良くする」ためのDXです。

確かに、これまで慣れ親しんできたアナログな方法から、デジタルに切り替える決断をするには、勇気が要ります。ただ、DXをうまく取り入れれば、仕事が今よりも楽になり、職場が一層快適になります!

このために、「今の仕事・労働環境で、時間や負担がかかっていることは何かないか?」「その解決のためにはDXの力を借りることはできないか?」そう考えてみてはいかがでしょう。
デジタルは憎むべき敵ではありません、味方になり得ます。

DX導入の一歩目は、勤怠管理で

DX導入の一歩目は、勤怠管理で

とはいえ、なかなかご自身の普段の仕事を見つめ直すのは難しいですよね…。
そこで、企業や組織はどこから手を付けるといいでしょう?

弊社ぎゅーほ堂と同じく、勤怠管理を見直してみるのはいかがですか。
現状、スタッフの出退勤をタイムカードの打刻によって記録したり、Excelシートで管理している会社も多くありますよね。
▶関連リンク:「知らない」ではすまされない 正しい勤怠管理、できていますか?


かくいう弊社も、旧来、タイムカードを用いていましたが、ちょくちょくミスが発生しておりました。慌ててカードを差し込んでうまく打刻できなかったり、カードを紛失してしまったり、出張や直行直帰の場合は、あとで書き込むのを失念したり……。

管理する側も、月ごとに取りまとめて計算し、数字を出さなければいけないので、ずいぶん手間がかかっていました。私の所属する総務部の担当は阿奈部長。毎月の苦労たるや、いかばかりだったか……。

DX導入の一歩目は、勤怠管理で

勤怠管理業務は、煩雑かつ面倒なものです。しかし、労働実態の正確な記録と把握は、企業・組織の根幹に関わること。決して疎かにはできません。
だからこそ勤怠管理については、労働基準法をはじめとして厳格な法整備がなされています。社会的責任を担う企業・組織としては、法令遵守を第一に考えなければいけません。

厚生労働省のガイドラインでは、労働時間の適正把握のために、「始業・終業時刻を確認し、適正に記録」することを求めており、それは「タイムカード、ICカード、PCの使用時間の記録等の客観的な記録」によること、という原則が掲げられています。
遵法のため、また、より良き労働環境をつくるため、自社の現状に則した勤怠管理のしくみを構築する責務があります。

クラウドシステムで早く正確、柔軟に勤怠管理を完了

クラウドシステムで早く正確、柔軟に勤怠管理を完了

そこで、DXを頼りにすべし!
おススメは、勤怠管理システムの導入です。

打刻、集計、分析までを一貫してひとつのシステムに任せられるもので、リアルタイムで勤怠状況が把握できます。集まったデータを集計し、さらには分析するところまでを、最小の手間で済ませられます。

システム運用を提供会社に全面的に任せられるクラウド型のシステムを選べば、どこからでもアクセスできるので、テレワークや出張、外回りなど社外勤務者の勤怠管理も簡単にできてしまいます。
またクラウド型であれば、法改正などがあった場合にタイムリーにアップデート可能なシステムもあります。複雑な就業ルールにも、柔軟に対応できるよう設定することも可能です。

クラウド型の勤怠管理システムを導入するメリットとしては、「早さ」「正確性」「対応力」などが挙げられると言えましょう。
フレックスタイム制度導入、変形労働時間制、育休の取得推進・分割取得などが進む昨今は、多様な働き方に対応した勤怠管理が求められる時代です。

でも、DXをうまく活用すれば、恐れるに足らず。弊社の阿奈部長にもがんばって勉強してもらいますので、いっしょにDXを味方にしていきましょう。

クラウドシステムで早く正確、柔軟に勤怠管理を完了

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