Weekly Azure アップデート情報 - 2022/9/27 ~クロステナントのカスタマー マネージド キーがパブリックプレビュー開始~

2022年9月27日掲載

キービジュアル

皆さま、こんにちは。

先週 (2022/9/19 - 2022/9/25) の主な Azure アップデート情報をお送りいたします。

目次

今週の注目アップデート

別のAzure ADテナントに格納されている顧客独自の暗号化キーを使用して、マネージドディスクを暗号化できるようになりました。

コンテナ

A100 GPU 用のマルチインスタンス GPU (MIG) が AKS で一般公開されました。

Azure Container Registry (ACR) の論理的な削除機能を使用して、誤って削除した成果物をごみ箱から復元できるようになりました。

「操作の中止」により、Azure Kubernetes サービス (AKS) クラスターまたはエージェント プールでの操作を操作の途中で中止できるようになりました。

Azure Network Policy Manager (NPM) を AKS 用の Windows Server 2022 に拡張します。Kubernetes ネットワークポリシーリソースを、--network-policy=Azure で作成されたクラスターに対して、Linux ノードとWindows Server 2022 ノードにまたがるすべてのポッドトラフィックに適用できるようになりました。

API Server とクラスター・ノード間のネットワーク通信が、必要なプライベート・リンクやトンネルなしで可能になります。

ネットワーキングとコンテンツ配信

gRPC を使用すると、リモート プロシージャ コール フレームワークを利用して、HTTP/2 経由でクライアントとサーバ間のメッセージを合理化できます。

Azure Media Services での、低遅延ライブ ストリーミング (LL-HLS) が一般提供されました。

ピアリングされた仮想ネットワークのアドレス空間の更新が一般公開されました。この機能を使用すると、ピアリングを削除せずに、ピアリングされた仮想ネットワークのアドレス空間を更新したり、サイズを変更したりできます。

ストレージ

予約容量ストレージを購入することで、Azure Backup Storage の使用を最大 24% 節約できます。

データベース

Azure Database for MySQL - Flexible Server の既存のインスタンスを MySQL 5.7 から MySQL 8.0 にインプレース アップグレードでき、データの移動やアプリケーション接続文字列の変更を行うことなく実行できます。

Azure Database for PostgreSQL – Flexible Server は自動スナップショット バックアップを実行し、保有期間内の任意の時点に復元できます。

Azure Database for MySQL - Flexible Server のカスタマー管理キー (CMK) によるデータ暗号化を使用すると、保存時のデータ保護のために独自のキー (BYOK) を持ち込むことができます。

新しい読み取りレプリカ機能を使用すると、Azure Database for MySQL - Flexible Server のインスタンスから読み取り専用サーバにデータをレプリケートできるようになりました。

その他

API Management DevOps Resource Toolkit v1.0.0 を使用して、CI/CD パイプラインに API を簡単にデプロイできます。

Azure Backup に関する組み込みの Azure Monitor Alerts が一般公開されました。

Azure Monitor は、Ampere Altra Arm ベースの Azure Virtual Machines と Azure Kubernetes Service with Arm ノードをサポートするようになりました。

2025 年 10 月 1 日に、Azure Monitor の Log Analytics alert API は廃止されます。それまでに、 Scheduled Query Rules API の使用に移行する必要があります。

 

 

今週のアップデートは以上です。

今後も定期的に Microsoft Azure の情報をお知らせしていきますので、ご期待ください。

関連サービス

Microsoft Azure

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