Weekly Azure アップデート情報 - 2022/10/4 ~ Azure NetApp Files の Azure Policy 組み込みのポリシー定義追加 ~

2022年10月4日掲載

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皆さま、こんにちは。加藤寿です。

先週 (2022/9/26 - 2022/10/2) の主な Azure アップデート情報をお送りいたします。

目次

今週の注目アップデート

組織の管理者がセキュリティで保護されていない NFS ボリュームの作成制限、既存のボリュームをより簡単に監査する組み込みのポリシーが新たに追加されました。

コンピューティング

2023/3/31 に AKS のデプロイセンター設定が廃止されます。

それまでに、自動デプロイを使用してパイプラインを作成することで、作成された全ての既存のパイプラインは、GitHub Actions または Azure DevOps で引き続き使用でき、有効になります。

 

2023/3/31 に仮想マシンの継続的デリバリー設定が廃止されます。

それまでに、Azure DevOps を使用してパイプラインを直接作成することで、作成された全てのパイプラインは、引き続き Azure DevOps ポータルで使用でき、有効になります。

 

アンマネージドディスクは 2022/9/30 に廃止が開始され、 2025/9/30 に完全に廃止されます。

アンマネージドディスクの機能は、2017 年に リリースされた Azure マネージドディスクに機能が含まれています。

ネットワーキングとコンテンツ配信

演算子「 Any 」および「 GreaterThanOrEqual 」を使用したカスタム規則の作成が新たに追加されました。

ソケットアドレスを使用したカスタム geo マッチフィルタリング規則が新たに追加されました。

ストレージ

Azure Data Lake Storage の不変ストレージが提供開始されました。この不変ストレージは、データを WORM (Write Once、Read Many) 状態で保存できます。

アカウントで NFS 3.0 プロトコルまたは SFTP サポートを使用している場合、不変ストレージはサポートされません。

 

不変ストレージでは、すでに WORM 状態で書き込まれているデータを保持したまま、新しいデータを追加することができる機能 ( 保護された追加書き込みを許可する ) が使用できます。

 

暗号化スコープにより、階層型名前空間を使用してストレージアカウントに複数の暗号化キーをプロビジョニングするオプションが導入されます。

暗号化スコープを使用することで、複数の暗号化キーをプロビジョニングし、コンテナーレベル、 または、 BLOB レベルで暗号化スコープを適用することを選択できるようになります。

 

Azure Storage において、ストレージアカウントを非ゾーン冗長 (LRS/GRS) からゾーン冗長 (ZRS/GZRS) に変換するセルフサービスオプションがパブリックプレビューされました。

データベース

PostgreSQL バージョン 11 コミュニティサポートは、2023/11/9 に終了になります。

Azure Database for PostgreSQL フレキシブルサーバは、PostgreSQL バージョン 11 のサポートを延長し、2024/11/9 に廃止されます。

 

PostgreSQL バージョン 11 のコミュニティサポートは 2023/11/9 に終了になります。

Azure Database for PostgreSQL シングルサーバは、PostgreSQL バージョン 11 のサポートを延長し、2024/11/9 に廃止されます。

バージョン 11 を使用する Azure Database for PostgreSQL シングルサーバを、フレキシブルサーバ上のバージョン 13 以降に移行する必要があります。

 

以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

関連サービス

Microsoft Azure

Microsoft Azureは、Microsoftが提供するパブリッククラウドプラットフォームです。コンピューティングからデータ保存、アプリケーションなどのリソースを、必要な時に必要な量だけ従量課金で利用することができます。

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