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ご覧いただきありがとうございます。ソフトバンクのIBM Cloud担当チームの松井です。
当チームでは、LINEとIBM Cloudを活用してユーザタッチポイントと業務システムの連携を行う検証環境構築を行いました。本記事ではその概要と構築のポイントについて紹介いたします。
なお、ソフトバンクとIBMは両社の強いパートナーシップにより、AI・クラウドに加えデジタル化・DXといった新たな分野へもビジネス領域を広げつつ協業を推進しています。
こうした取り組みにつきましては当ブログの以下記事でも紹介しておりますのでぜひご覧ください。
「ビジネスシーンで活躍!IBM CloudⓇ」
https://www.softbank.jp/biz/blog/cloud-technology/articles/202210/ibm-cloud/
ソフトバンクではLINEやYAHOOをはじめとする日本最大級のユーザタッチポイントを活用し、デジタル・マーケティング、デジタル・コミュニケーション、デジタル・オートメーション、セキュリティ等の分野においてお客さまのデジタル化・DXを日々推進しています。
デジタル化・DXを進展させていくためには、ユーザと企業をつなげることがますます重要となりますが、基幹システムや業務システムが持つデータや業務プロセス、それを支える様々なシステム(サーバ、ホストコンピュータなど)をどのようにしてユーザとつなげて活用できるのか? より便利に、より簡単に、より早く、そして安全にサービスを提供し業務プロセスを改革したいがどのようにシステム連携を行えば良いのか?を日々お考えではないでしょうか?
こうしたお客さまの参考にしていただければと、この度ユーザータッチポイントと業務システムの連携を行う検証環境の構築を行いました。具体的には、LINEチャットボットとIBM Cloudで業務システムをリアルタイムで在庫照会するシステムです。それでは今回構築した環境の概要や構築におけるポイントについて紹介をいたします。
ユースケース:
まず、LINE+IBM Cloudを用いてユーザの商品検索・発注・与信・決済といった一連の業務プロセスを連携した例を紹介します。このお客さまでは、商品検索、発注、与信、決済における一連の業務プロセスがアナログでした。ゆえに多段な業務プロセス、人手による煩雑な業務処理が課題となっていました。そこで、クラウドを活用したユーザタッチポイントと業務システムの連携により、利便性・効率化・迅速化・安全性を踏まえたシステム化を実現しました。
利便性の観点でユーザに親しみのあるクラウドサービスであるLINEを活用し、効率化・迅速化の観点ではAIチャットボットの活用と業務システムとのシームレスな連携を実現しています。
一方、企業がもつ業務システム=ミッションクリティカル系になればなるほど、クラウド活用においては、非機能要件の適合調整、品質と安全性の担保、運用・オペレーションの再検討などさまざまな検討ポイントが必要となります。そこで、このユースケースではソフトバンクが提供できるさまざまなクラウドサービスの中でも、非機能要件をそのまま移行でき、オンプレミスとの親和性も高いIBM Cloudを選定し、ユーザタッチポイントと企業の業務システムをシームレスに結びつけることにより、お客さまのDX推進のご支援しました。
今回は、このユースケースの中で、とくに商品の在庫照会について検証環境を構築しましたのでその紹介となります。
IBM Cloud上の構成:
-IBM Cloudの東京リージョンのTOK04に構築
-IBM Cloudの主な利用コンポーネントは以下
-PaaSコンポーネント:Node-Red、Code Engine、Watson Assistant
-IaaSコンポーネント:Power Virtual Server
-IBM Cloud 各コンポーネントの役割
| コンポーネント | 役割 | |
|---|---|---|
| LINE Messaging API | LINE PlatfromとNode-RED App間のデータ連携 | |
| ① | ・IBM Cloud Code Engine ・IBM Cloud Node-RED App | ・Messaging API、Webhookとの連携 ・チャットポッドと業務システム(在庫DB)への処理振分け |
| ➁ | IBM Cloud Watson Assistant | チャットポッド対話機能 |
| ③ | -IBM Power VIrtual Server -IBM Db2
| 業務システム(在庫DB) |
IBM CloudとLINE Messaging APIの通信はインターネット(TLS)を介して接続しています。
LINE操作画面画面イメージ:
**今後松井さんに情報をもらって記入する**
-入力から結果出力の画面フロー
**今後松井さんに情報をもらって記入する**
-IBM Cloudの各コンポーネント選定の理由や基準
-ツールの使い易さ、システム間接続のし易さ、、、
-環境構築にあたり苦労した点、工夫が必要だった点
-システム設定などについて補足説明(もしあれば):
-ユーザータッチポイントと業務システムとの連携を行うえで必要となるスキルや経験
-LINE周りのスキル
-レガシーシステムについてのスキル
実際このようなLINEと連携する業務システムをIBM Cloudを活用して商用で展開している会社様もすでにございますのでご参考まで以下に記載させていただきます。
NDISソリューションズ様事例
IBM Watson活用AIチャットボットソリューション紹介(NDISソリューションズ様サイト)
ベル・データ様事例
DX事例 - IBM i ×LINEで実現するチャットボット発注システム」ダウンロード(ベル・データ様サイト)
実際このようなLINEと業務システムを連携するシステムをIBM Cloudを活用して商用で展開しているお客様もすでにございますのでご参考情報として以下に記載させていただきます。
NDISソリューションズ様事例:
・IBM Watson活用 AIチャットボットソリューション(NDISソリューションズ様サイト)
https://www.ndisol.jp/solutions/advanced_technology/cb.html
・AIチャットボットの新たなる可能性。 基幹システム、ワークフロー、 Microsoft Teams、 LINE WORKSと連携し、更なる業務の効率化を実現(IBMサイト)
https://www.ibm.com/blogs/solutions/jp-ja/ndis-cb3/
ベル・データ様事例:
・「DX事例 - IBM i ×LINEで実現するチャットボット発注システム」(ベル・データ様ダウンロードサイト)
https://www.belldata.com/download/
・システム改修なしで効果抜群! 基幹システム×LINEチャットボット発注システム DX事例(IBMサイト)
https://www.ibm.com/blogs/solutions/jp-ja/sanipak-belldata-dx/
参考情報:
-IBM Watson Assistant
https://www.ibm.com/jp-ja/products/watson-assistant
-IBM Cloud Code Engine
https://www.ibm.com/jp-ja/cloud/code-engine
-IBM Power Virtual Server
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