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2022年11月1日掲載
皆さま、こんにちは。加藤寿です。
先週 (2022/10/24 - 2022/10/30) の主な Azure アップデート情報をお送りいたします。
Azure Blob Storage の SSH ファイル転送プロトコル (SFTP) のサポートが一般提供されます。この提供により、Blob Storage のマルチプロトコルアクセス機能が拡張されることで、データサイロが排除され、コードを変更することなく、単一のストレージプラットフォームで、異なるプロトコルを必要とするさまざまなアプリケーションが実行できます。また、SFTP のサポートでは、階層型名前空間を有効にする必要があります。
Cloud Services (classic) デプロイモデルが 2024/8/31 に廃止されます。そのため期限までに、デプロイされているサービスを Azure Resource Manager のCloud Services (拡張サポート) に移行する必要があります。
Azure VMSS の 継続的デリバリー設定が 2023/3/31 に廃止されます。作成された全てのパイプラインが、Azure DevOps ポータルで引き続き利用可能であるため、 Azure DevOps の使用を開始する必要があります。
PHP 8.0 の延長サポートが 2023/11/26 に終了するため、Azure App Service で PHP 8.0 を使用しているアプリケーションについては、2023/11/26 以降引き続き稼働されますが、パッチの更新が実行されなくなります。セキュリティリスクを最小限に抑えるには、手順に従って、 2023/11/26 までにアプリケーションを更新してください。
Azure Cloud Services (classic) は 2024/8/31 に廃止されます。App Service Environment バージョン 1 とバージョン 2 は Azure Cloud Services (classic) で実行されるため、同じ日に廃止されます。期限までに、App Service Environment バージョン 3 に移行してください。移行手順を参考にしてください。
Node 16 LTS のサポートが、 2023/9/11 に終了となります。期限までに、アプリケーションを更新する手順に従って Node 18 LTS にアップデートしてください。
次の主な利点がある Premium SSD v2 が一般公開されました。
‐ ディスク・ストレージ容量を 1 GiB 単位で増やす機能。
- IOPS、スループット、およびディスク・ストレージ容量を個別にプロビジョニングする機能。
‐ 一貫性のあるミリ秒未満の待機時間。
‐ ダウンタイムなしでパフォーマンスを増減する可能な、メンテナンスの容易性。
‐ 1 つのディスクで最大 64 TiB、80,000 IOPS、1200 MB/ 秒。
Azure NetApp Files アベイラビリティゾーンのボリューム配置機能がパブリックプレビューになりました。選択した論理アベイラビリティゾーンに新しいボリュームをデプロイして、複数のアベイラビリティゾーンにわたるエンタープライズのミッションクリティカルな高可用性 (HA) デプロイをサポートできます。
OpenTelemetry (OTel) は、トレース、メトリック、ログなどのテレメトリデータを計測、生成、収集、およびエクスポートするための、ベンダに依存しないオープンソースの可観測性フレームワークです。Azure Data Explorer が、OpenTelemetry をサポートするようになりました。OpenTelemetry エクスポーターを介して、多くの受信者からのデータの取り込みを行えます。
以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Microsoft Azureは、Microsoftが提供するパブリッククラウドプラットフォームです。コンピューティングからデータ保存、アプリケーションなどのリソースを、必要な時に必要な量だけ従量課金で利用することができます。
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