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こんにちは。クラウドエンジニアの須藤です。
この記事では、IT未経験の私が、AZ-900 Azure Fundamentals 取得に向けて行ったこと(取得までどのくらい時間がかかったか、何を用いて勉強したかなど)について紹介していきます。
「クラウドを勉強したいが、何から勉強したらいいか分からない」、「何か勉強しているという証で、資格が欲しい」という方に向けて書いた記事なので、参考にしていただければ幸いです。
AZ-900とはMicrosoft認定資格の1つであるAzure Fundamentalsのことです。ちなみにAZ-900は試験番号であり、資格の名前ではありません。
基礎の資格であるためそんなに難易度は高くありません。クラウドの概要を広く浅く知ることができるので、クラウドをはじめて学ぶ人にとって、うってつけな資格であると思います(実際、私もクラウド勉強の一環としてこの資格を取得しました)。
以下にAZ-900に関する情報をまとめました。
試験時間 | 45分 |
試験方法 | コンピュータを使って行います |
試験場所 | テストセンターor自宅(私はテストセンターで受験しました) |
問題数 | 35問前後 |
合格点 | 700点(1000点満点) |
合否結果 | その場で通知(試験終了後にスクリーンに結果が表示されます) |
受験料 | 一般:¥13,200 学生:¥7,700(税込) |
結果からいうと、私は910/1000点で合格することができました。
ここからは私が実際に勉強で行ったことや、AZ-900を受験するにあたって思ったことを記載していこうと思います。
新卒で配属された今年の5月中旬の段階では、「クラウドって何??」「可用性?、ストレージ?」の状態でした(笑)
そこから業務と並行しながらクラウドの勉強をしていました。
実際に、AZ-900の試験勉強を始めたのは6月の中旬だったので、資格取得までにかかった期間は1カ月ほどです。総勉強時間はおよそ25時間ほどだったと思います。
以上が勉強開始前の私のステータスと心境と勉強時間等に関する情報です。本当に何も分からない状態だったので、「大丈夫なのかな?」という気持ちの方が強かったです。
私がこの1か月間に用いた教材は3つです。これら3つはすべて Udemy と呼ばれる210,000以上の講座を有するオンラインプラットフォームの講座 (教材) です。Udemy で受講できる講座には無料のものから有料のものまであります(ちなみに今回私が受講した講座・模擬試験は有料のものです)。この3つの教材だけを勉強して、テスト本番で910点を取り、合格することができました。これから1つずつ紹介していきたいと思います。
まず、このUdemy - 合格への近道!Azure Fundamentals AZ-900 試験対策講座でAzure(AZ-900)の勉強を一から行いました。解説や試験における重要点が分かりやすいのはもちろんのこと、実際にサービスや製品の画面を見ながら解説する場面も多くありました。Azureのサービスなどの説明を文面だけでなく、画像や図を用いながら勉強できるので、個人的にはとても分かりやすく、初心者の私でもイメージしやすかったと感じました。個人的にはこの講座を用いてAZ-900の勉強を行うことがおススメです。
「Udemy - 最短で合格!Azure Fundamentals AZ-900 試験対策問題集」では、全6回分(1回分は旧試験範囲なので私は行いませんでした。)の模擬試験を受けることができます。個人的にはこの模擬テストを受けておいてとてもよかったと思いました。ポイントは2つです。
実際のテスト問題と類似した問題が出題される
→私の体感ですが、本番の試験で出題された約半分ほどの問題がこの模擬試験から出題されました(正確にいうと、類似した問題です。聞き方を少し変えているとか)。
出題形式に慣れることができる
→個人的には難易度が高くないとこの記事の最初に述べましたが、出題形式に慣れずに本番をいきなり迎えると戸惑うこともあるかと思います。この模擬試験を受けることで本番の試験に似たような環境に慣れることができたと感じました。
以上の理由からこの講座を用いて、AZ-900の模擬試験を受けることをおススメします。
「Udemy - 【6万人が受講】AZ-900 Microsoft Azure Fundamentals模擬試験問題集(7回分490問)」では②と同様に模擬試験を受けることができます。しかし、AZ-900のみの資格が欲しい人や短時間で資格が欲しい人にはおススメしません。その理由は試験では問われないレベルの問題も出題されているように感じられたからです。でも、もし時間に余裕がある方や、Azureへの理解を深めたい方、AZ-104などの上位資格を受ける方にはおススメします。
個人的には①と②を用いて試験勉強を行えば、合格点の700点には届くと感じました。
私は、業務でAzureのサービスに触れる機会がありました。具体的にはAzure Portal から仮想マシンを作成してみたり、Azure Cloud Shellを使ってみたり、リソースグループなどを触ってみたりしました。どれもすぐにできるような簡単なことばかりですが、そのおかげで模擬試験で見たことがない問題にも柔軟に対応することができました。これが試験の点数で900点以上を取得できた要因だと思っています。もし余裕がある方であれば、無料で使用できるAzureのサービスもあるので、そちらを使用してみることをおススメします。
45分間の試験時間がありますが、私は15分ほどしか使いませんでした。記述式などの問題はなく、選択式の問題がとても多いです。しかも考えるような問題はなく、暗記のみで解くことができる問題ばかりでした。なので、学生の時に受けてきたテストや受験のような試験より落ちついて問題を解くことができると思いますし、見直しの時間も十分確保できると思います。
この試験の結果は、試験終了後すぐにパソコンの画面に自分の成績が表示され、合格か不合格かが分かります。私はいままでそのような試験を受けたことがなかったので、とても違和感を感じました。IT系ではこういう試験も良くあるようです。
IT未経験者の私が一番必要なことだと感じています。というかITに関わらず、いろんな場面でもこのマインドは大切だと思います。
Azureの勉強をしていて似たような言葉やサービスの名前が多く出てきます。それを分からないままにしておいたり、区別がつかない状態にしておくと、点数が取れない原因になってしまう可能性があります。そうならないためにも分からないことや疑問点が出たらすぐに解決すべきだと考えます。実際に私も資格勉強だけでなく、業務においてもまだ分からないことが多いので、その時、その時に解決することを心掛けています。
今回はMicrosoft社が提供するAzureの認定資格試験、Azure Fundamentals(AZ-900)取得に向けて私が行ったことについて紹介しました。
パブリッククラウドに関する知識や理解が皆無であった私が行ったことは、Udemyを用いて、Azureに関して一から勉強することと、AZ-900模擬試験を受講したことです。勉強法や使う教材はもちろん個人の好みがあると思いますが、模擬試験を受けることを強くおススメします。
「これからパブリッククラウドを勉強するけど何から手を付けたらいいか分からない」という方、「クラウドの資格が欲しい」という方はぜひ、AZ-900の勉強をしてみてはいかがでしょうか。この記事がそのような方々の参考になれば幸いです。
Microsoft Azureは、Microsoftが提供するパブリッククラウドプラットフォームです。コンピューティングからデータ保存、アプリケーションなどのリソースを、必要な時に必要な量だけ従量課金で利用することができます。
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