Microsoft 認定資格 AZ-104 を更新する方へ -体験談-  

どこで受けるのか？

この認定資格を受ける場所はどこなのか？テストセンターを予約しなければいけないのか？自宅から Web テストみたいに受けることができるのか？

上記のことが気になると思いますが、結論は Web テストになります。場所に関しては私は自宅から試験を受けました。ネットワークが確保できる環境ならどこからでも受験ができると思われます。

お金はかかるのか？

Microsoft の資格更新試験について、お金はかかりませんでした。実際に私が受けた時も支払いの選択や画面は現れませんでした。無料で受けれるというのはとてもいいと思います。

試験内容はどんなものなのか？

全部で問題数は 26 問出題されました。試験時間は 45分。初めて AZ-104 を取得した時の試験と比べると、比較的簡単なものが出題されたと思います。私が更新試験を受験した時は、コードの内容に関する問題やケーススタディは出題されませんでした。すべて選択式の問題で、大部分が答えを1つ選択する問題、ときどき答えを複数選択する問題が出題されました。合格条件は正答率が 57 % 以上になることです。

何回この試験を受けることができる？

この試験は更新期限内であれば、何度でも合格するまで受験することができるうえにもちろん、受験料は何度受けてもタダです。ただし再受験の3回目からは前回受験した時間から 24時間の期間を空けなければ受験することはできません。

受験する上での注意点

実際に私も今回がはじめての資格の更新でした。

以下に私が思ったことや注意すべき点を挙げていこうと思います。

①思ったより自分が扱っていないサービスは忘れている

実際に私は1回目で合格することができませんでした（1回目たしか 40% くらいだった気がします）。1年前の記憶はほとんど忘れてしまっていました…自分が扱っていたサービスや業務で触れる箇所の仕様等などに関しては即答できたのですが、あまりにも扱っていない、もう勉強していないところが多すぎたので、それは当然だよなと感じると同時にこんなに忘れてしまっているんだとすこしショックを受けました。たしかに試験内容自体、資格取得時の試験と比べると簡単ではあると思います。しかしその時より現在（1年後）のほうが知識を忘れているところが私は多かったので、いくら問題が簡単になったからと言って侮ることはできないなと思いました。

② 制限時間は表示されない

制限時間は 45 分ですが、試験画面に表示されません。受験するときは自分で時間を計れるようにしておきましょう。

③ 試験に資料持ち込み可能

これは2回目から気づいたのですが、この試験、実は資料等の持ち込みは可能です。なので、受験する際には自分で勉強した箇所のノートや教材等を持ち込んで、分からない問題は試験中に調べることをおススメします。

④答え合わせはできない

AZ-104 資格取得時の試験と同様、問題の答え合わせを行うことはできません。なので、どこのどのような問題を間違えたかを覚えておくことが必要です。

⑤翻訳の内容が直訳で理解できない場合がある

これは日本語で試験を受ける方への注意となります。この試験は元が英語の文章でそれを日本語に翻訳して作られていました（問題を進めるときにたまにブラウザの更新が遅く、英語の文章が画面に映し出されていました）。AZ-104 資格取得時の試験でも「ここの日本語ちょっとおかしいな」と思うところがありましたが、私が受けた更新試験はその比にもならないくらい誤訳が多かったと思います。ですので実際に受験される方は注意が必要です。私が受けた問題には誤訳のせいで正解を選ぶことができなかった問題が数問あったような気がします。あとは私が探せなかっただけかもしれないですが、試験中に日本語から原文 (英語) との切り替えはできないようでしたので、試験前の設定で行うことをお勧めします。

更新試験に合格したら

更新試験に合格すると、以下のように Microsoft Learn プロファイルのページの資格が 1年間更新されます（私がAZ-104 を取得したのは 2023/09/15 だったので、有効期限は 2025/09/16 になっています）。

さらにメールでも資格が更新されたとメールが届きます。

そしてメールの文章を見ると、また来年更新を行いたい場合は、また半年前に資格更新のリマインダーメールが送られてくるので、資格更新試験を受ける必要はあるようです。

まとめ

今回は Microsoft 認定資格 (AZ-104) の資格更新試験の体験談について紹介しました。

一度すでに受かっていて、更新試験も取得時の試験より簡単ではありますが、思った以上に内容を忘れていることがあると思いますので、更新試験を受ける方は私みたいにならないようにご注意ください。

「Microsoft の資格の更新試験ってどうやって受ければいいの？」、「何を勉強したらいいの？いつまでに行えばいいの？」という方に向けて書いた記事なので、参考にしていただければ幸いです。

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