Oracle Cloud Infrastructure 2024 Foundations Associateを取得してみた

Oracle Cloud Infrastructure 2024 Foundations Associateについて

公式ページから引用すると、

とのことです。

この資格は、OCI関連の資格の中で最も易しく、学習の入口に最適です。また、受験料が無料かつオンライン上で受験することができるというところも魅力です。

私が受験した資格は2024ですが、2025年になりましたので資格もリニューアルされるかもしれません。内容に変更がある可能性もあります。最新情報は確認して挑戦してみてください。

勉強の進め方

公式のラーニングパス(動画)が用意されており、これを見ながら勉強していけば必要な知識が身につくようになっています。実際に私もこのラーニングパスで勉強しました。

Japanese: Become an OCI Foundations Associate (2024) 日本語
※執筆時点でのリンクを記載しております。2025年版になるとページのURLが変更される可能性があります。

私は以前に別のクラウド資格を取得していたこともあり、クラウドに関して多少の知識があったので1.5倍速で全ての動画を視聴しました。重要そうな部分についてはノートにメモをして、要点だけをあとで見返せる形を取りました。

ある程度知識はあったとは言ったものの、OCI独特な仕組みもあり、わからない部分は、動画を巻き戻して確認したり、内容についてインターネットで検索して知識を補完しました。

特に、リソース管理周りでは”コンパートメント”といった他のクラウドにはあまりない概念があり、問われることが少なくないのでしっかり理解できるまで繰り返し学習しました。

公式ラーニングパスの所要時間は約7時間程度ですが、私の場合は10時間弱は勉強したのではないかと思います。初めてクラウドの概念に触れる方は、ある程度余裕を持って学習時間を確保することをおすすめします。

試験当日

試験はオンラインで受験する形式となります。

まず、ブラウザに不正防止の拡張機能をインストールし、それを使用して受験します。
この拡張機能により、他のタブを開けなくなり、全画面表示が固定されます。
上位の資格だとカメラをONにして試験官に監視されながら受験する必要があるようですが、本資格ではカメラONは不要でした。

試験時間は60分ですが、私は約10分～15分で終了しました。
かなり順調に進めることができ、感触的にも合格は間違いないと感じたので、大きな見直しはしませんでした。
結果としては、無事に93%の正答率で合格することができました。

試験内容は基本的な知識が問われるものが多く、公式動画でしっかり勉強していれば問題なく対応できるレベルでした。

振り返りとまとめ

私は今後OCIに触れる機会があるかもしれないということで、この資格に挑戦してみました。

無料で試験対策ができて、無料で試験を受けられる点がとても良いと思いました。これにより、資格の敷居が低く、多くの方が気軽に挑戦できると感じました。

資格としては簡単とは言いましたが、OCIのコンセプトや代表的な機能についてはしっかりと網羅されています。
そのため、OCIの入門として、そしてクラウドの入門として非常に優れた資格だと思います。

私自身、OCI 2024 Foundations Associateを取得したことでOCIの概要については理解できたかな、と自信がつきました。
今後はOCI Architect Associateなど、上位の試験にも挑戦してみたいと考えています。

皆さんも、ぜひこの資格にチャレンジしてみてください！

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。OCI Foundations Associateの資格取得についての体験記を通じて、少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです。

※本記事は、2024年12月時点の情報をもとに執筆しております。