株式会社ライフケアサービス(以下、ライフケアサービス)は、介護事業を中心に医療・保健衛生分野でサービスを提供しています。同社は、紙媒体で日々の申し送り業務などの情報共有を行っており、コスト負担やリアルタイム性の欠如、そして情報漏えいのリスクという課題に直面していました。これらの課題を解決するためLINE WORKSを導入。紙での情報共有をやめた結果、情報共有の効率化、コスト削減、そして強固なセキュリティ体制の構築に成功し、業務運営の質を大幅に向上させました。
株式会社ライフケアサービスは、医療・保健衛生の分野において、介護事業を中心として地域社会に貢献するサービスを提供しています。比較的少人数の運用ながらもきめ細やかなサービスを追求する中で、日々の業務における情報共有のあり方が大きな課題となっていました。
従来は、スタッフ同士の申し送りや連絡を紙に手書きして共有するという、紙媒体の仕組みに依存しており、このアナログな方法は複数の拠点を抱える同社には非常に非効率でした。スタッフにとっても負担が大きく、リアルタイム性に欠けることで情報が遅れる場面も少なくありませんでした。さらに、紙での管理では紛失や廃棄ミスに加え、退職者が情報を持ち出す可能性も否定できず、情報漏えいに対する懸念が続いていました。こうした状況を受け、同社は「情報共有の効率化」「コスト削減」「セキュリティ強化」を喫緊の課題と捉え、紙依存から脱却するためのデジタルツール導入を検討し始めました。
その際、業務効率の向上と情報の一元管理を実現できるプラットフォームとして、LINE WORKSが選択肢に浮上しました。特に、充実したセキュリティ機能は、紙媒体では不可能だった安全性を確保する上で決定的な要素となりました。
LINE WORKSの導入により、同社の業務環境は大きく変革しました。
まず大きな成果として、情報共有のスピード化とコスト削減が挙げられます。これまで紙に印刷していた申し送り事項はチャットや掲示板機能で即時に共有できるようになり、印刷枚数は月180枚×6拠点分が不要になりました。その結果、印刷コストの大幅削減に成功しました。さらに急な伝達も即座に行えるようになり、夜勤明けのスタッフへの連絡も電話や連絡帳を使わずに済むようになったことで、業務全体の流れが格段にスムーズになりました。
次に、セキュリティ体制の強化も大きな成果でした。LINE WORKSでは従業員アカウントを一元管理できるため、退職者が出ても即座にアクセスを遮断できます。これにより、紙媒体では避けられなかった情報流出のリスクを根本的に排除できました。顧客情報を含む重要データを安全に保護する体制が整備され、従業員も安心して業務に取り組めるようになったことは、企業の信頼性向上にもつながっています。
LINE WORKSの導入は単なるツールの置き換えではなく、情報共有の在り方そのものを刷新し、効率性・コスト削減・セキュリティという3つの側面で経営基盤を強化する結果となりました。
今後は、LINE WORKSの機能をさらに深く活用することで、業務プロセス全体の効率化や従業員同士の連携強化が期待されています。デジタル化によって生まれた時間的余裕を、利用者に向き合う時間やサービス品質の向上に充てることを目指しているとのことです。
LINE WORKSの導入により情報共有のデジタル化とセキュリティ強化に取り組んだ同社。今後も業務改善とデジタル活用をさらに推進していく姿勢が感じられます。
「DX&Fun! Presented by SoftBank」
東海地域で放映されている、DXを進めたいと考えている企業の皆さんの背中を押すミニ番組です。その中で放映された株式会社ライフケアサービス様の取り組みについてはこちらからご覧いただけます。
LINE WORKSは、企業向けに設計されたビジネス版LINEです。LINEでおなじみのチャットやスタンプはもちろん、掲示板、カレンダー、アンケート、Drive(ファイル管理)といった仕事で使いたい機能がまとまっています。仕事の仲間をつないで、情報共有をスピードアップします。
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