第三者による不正な国際電話接続について(ご注意)

近年、PBXをご利用のお客様で、かけた覚えのない高額な国際電話料金が請求される事象が発生しています。特に事業所が営業時間外になる土日祝日や深夜から早朝の間に発生しています。
この原因は、お客様設置のPBXに、悪意の第三者が不正侵入し、お客様になりすまして国際電話を発信している事が判明しています。

1.特に注意が必要な時期

大型連休や年末年始などで被害が増える傾向があるため、あらかじめ対策を講じることを推奨します。

祝日 連休 年末年始
クリスマス 旧正月 ゴールデンウィーク

2.最近確認された電話番号例

<国番号> <国名>
224 ギニア
232 シエラレオネ
237 カメルーン
239 サントメプリンシペ
245 ギニアビサウ
<国番号> <国名>
252 ソマリア
370 リトアニア
371 ラトビア
423 リヒテンシュタイン
670 東ティモール

1.不正アクセスとは

  • PBXのDISA(ダイレクト・イン・サービス・アクセス)機能やリモート保守、転送機能などを悪用して国際通信などを不正に発信。
  • IP-PBXのセキュリティ対策が不十分な場合に、インターネット経由でIP-PBXにアクセスし国際通信などを不正に発信。
  • IP電話接続機器のセキュリティ対策が不十分な場合に、接続のためのIDやパスワードを不正に入手し国際通信などを不正に発信。

2.お客様側で必要な対策

  • IP-PBXソフトウェアを利用する場合は、最新のバージョンにアップデートするなどのセキュリティ対策を行う。
  • PBXなど機器やソフトウェアの設定状況を確認し、不要に外部からの接続ができる設定になっていないかを確認し、不要な接続環境は削除する。
  • 「外部から接続する際のパスワード」および「各種設定や管理用のパスワード」について、第三者が推測しやすいパスワードや簡易なパスワードは設定せず、定期的にパスワードを変更する。
  • 機器やソフトウェアのアクセスログを記録、保存するようにし、不審なアクセスの有無をチェックする。
  • 利用しているPBXなど機器メーカ、保守ベンダ事業者などに相談する。
  • 国際電話を利用しない場合は、国際電話不取扱受付センターに国際電話発信規制サービスの申し込みを行う。

3.ソフトバンクでの対策

  • お客様の国際電話料金が異常に高額となった事実をソフトバンクが確認できた場合、通常よりも早く請求書を発行して適正なご利用によるものなのかを随時ご確認いただきます。
  • お客様保護を目的として、ソフトバンクの各電話サービス・IP電話サービスから、当該不正アクセスで用いられた特定の海外の電話番号宛の発信を規制させていただくことがあります。
  • お客様保護を目的として、外部からの不正アクセスと疑われる通話をソフトバンクまたは接続先事業者等が検知した場合、お客様の承諾を得る前に当該電話番号からの国際通話を規制させていただくことがあります。

4.本件に関するお問い合わせ

国際電話をご利用にならないお客様は、国際電話の利用休止のお申し出もできます。詳細は下記までお問い合わせください。

お客様センター
Tel:0120-05-0061(平日 10:00~17:00/通話無料 ※年末年始を除く)

国際電話不取扱受付センター
Tel:0120-210-364(平日 9:00~17:00/通話料無料)
Fax:0120-210-535

  • 国際電話不取扱受付センターは国際電話会社3社が共同で運営しています。

第三者による不正な国際電話接続について ソフトバンク

近年、PBXをご利用のお客様で、かけた覚えのない高額な国際電話料金が請求される事象が発生しています。特に事業所が営業時間外になる土日祝日や深夜から早朝の間に発生しています。この原因は、お客様設置のPBXに、悪意の第三者が不正侵入し、お客様になりすまして国際電話を発信している事が判明しています。