ソフトバンク、グローバルにおけるIoT市場の共同開拓を目的にMDS Intelligenceと業務提携を締結

~スマートメーターに、ソフトバンクが販売する「1NCE」のIoT回線を導入~

2023年10月16日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、以下「ソフトバンク」)は、グローバルにおけるIoT市場の共同開拓を目的に、MDS Intelligence Inc.(本社:韓国京畿道城南市、以下「MDS」)と業務提携の基本合意書を2023年10月12日に締結しましたので、お知らせします。これにより、ソフトバンクが日本を含むアジア19カ国・地域で独占販売権を有する独1NCE(ワンス)社のIoT回線を2025年度までに、MDSの水道用スマートメーター「HY-CHECK」へ50万回線導入する見込みです。

MDSは、水道用スマートメーターをはじめとしたIoTの組み込みソリューションなどを提供しています。MDSが提供しているアナログ式の水道メーターをスマートメーター化できるIoTデバイス「HY-CHECK(ハイチェック)」は、韓国において20以上の自治体で導入されています。MDSは同デバイスに、低容量向けのグローバルIoT回線サービス「1NCE IoTフラットレート」を導入することで通信費や回線管理工数を大幅に削減し、韓国内における商品展開をさらに強化するほか、今後グローバル市場でのビジネス展開を目指します。

既存通信回線の課題と1NCE IoTフラットレート導入後の変化

ソフトバンクは、低容量IoT向け通信とソフトウエアを定額で世界165以上の国と地域に提供する独1NCE社の「1NCE IoTフラットレート」について、スマートメーターや車両管理システム、スマートビルディングなどの用途で、法人向けに提案しています。

今回の業務提携においては、「1NCE IoTフラットレート」や、IoT開発を加速させるソフトウェアツールである「1NCE OS」関連の技術をMDSに提供することで、同社のIoTソリューションの発展に貢献します。また、ソフトバンクのアジア太平洋(APAC)地域の既存拠点と連携し、MDSのIoTやデジタルツインをはじめとしたDXソリューションの販売協力および、ソフトバンクの法人向けソリューションとの連携を目指します。なお韓国における「1NCE IoTフラットレート」の提供は、ソフトバンクの代理店である株式会社Cho & Companyと連携して行います。

以上