ソフトバンクや、ソフトバンクのグループ各社が取り組むAI関連の最新のニュースをご紹介します。
NEW! 2025年11月10日 人に寄り添い、"おもてなし"をカタチにする、先端AIオペレーター「X-Ghost(クロスゴースト)」の正式提供を開始
NEW! 2025年11月5日 国産LLM「Sarashina mini」のAPI接続サービス「Sarashina API」を法人向けに提供開始
NEW! 2025年11月5日 ソフトバンクグループとOpenAIによる合弁会社「SB OAI Japan」が発足
NEW! 2025年10月29日 GPUの活用によるソフトウエアのみでのAI-RAN、Massive MIMOを実現
NEW! 2025年10月29日 通信業界向け生成AI基盤モデル 「Large Telecom Model」が国産AIモデルに発展、社内利用を開始
2025年10月24日 ソフトバンクとサムスン電子、AI-RAN領域での協業に合意
2025年10月20日 ソフトバンクとJDSC、AIエージェント開発での戦略的協業を目的とする資本・業務提携契約を締結
2025年9月29日 ソフトバンクのAI計算基盤と理化学研究所の量子コンピュータの接続を開始
2025年9月25日 「日本語コピーライティング特化型生成AI」の開発に向けた共同研究を開始
2025年8月21日 「Transformer」を活用してAI-RANを高度化し、5Gの通信速度を約30%向上
2025年7月18日 みずほFGとソフトバンク、AGI時代を見据えたAI領域における戦略的包括提携契約を締結
2025年6月27日 【参加企業募集】首都圏国立大学合同ハッカソン - あなたの会社の事業を学生が創造します
2025年6月26日 SB Intuitions、国産生成AI「Sarashina」のロゴを公開
2025年3月14日 AIデータセンターの構築に向けて、シャープ堺工場の土地や建物の取得に関する契約を締結
AIは、テキストや画像を理解するだけにとどまらず、状況を判断し、人間の感情を読み取るまで進化を遂げています。
人間のふるまいや意図を深く理解できるようになり、私たちの暮らしや社会の中で
新たな役割を担いはじめていることを実感している人も、少なくないでしょう。
もはやAIは従来のツールとしての枠を超え、私たちとともに課題を解決し、新たな価値を創造する存在、
つまり「AIエージェント」へと進化を続けています。
その進化は日常だけでなく、社会の在り方そのものを変えていくかもしれません。
ソフトバンクはグループ各社と連携しながら、“AIとの共存社会”の実現に向けて取り組んでいます。
AIが社会に根づくためのインフラや国産のクラウド・AIを構築し、
AIエージェントが生活や仕事のさまざまなシーンで、自然に人々を支える世界を目指しています。
AIエージェントとは、人のように考え、推論し、感情に寄り添って自律的に応対するAIです。
人と自然に会話をしながら、自ら思考してタスクを実行することで、
ビジネスや日常生活での活用が今後広がると期待されています。
Crystal intelligence(クリスタル・インテリジェンス)
2025年2月、ソフトバンクグループとOpenAIは、個々の企業のシステム、データを安全に統合し、専用にカスタマイズされた企業向け最先端AI「Crystal intelligence」の開発・販売に関する提携を発表しました。
社内に導入されたAIエージェント同士が連携し、自律的に意思決定を支援する高度なAI基盤です。個別に動いていたAIをオーケストラの指揮者のように統合し、経営を最適化する革新技術と位置付けています。
過去データや社内動向、最新情報を学習し、長期記憶を備えたAIとしてユーザーを支援。自己学習で知識を蓄積・進化させます。
私たちは、AIと人が理想的に共創する未来の企業像を描き、日本のビジネスに新たな可能性を広げていきます。
日本が国内で「データ・技術・運用」の主権を持ち、諸外国の法律やインフラに依存することのないクラウドおよびAI。
国や企業が保有する重要なデータを国内で安全に管理し、AIと連携して活用できることを目指しています。
国産生成AI 「Sarashina(さらしな)」
ソフトバンクは、100%子会社 SB Intuitions株式会社を設立し、日本語特化の国産生成AI「Sarashina」の開発を進めています。
世界には、さまざまな言語、歴史、文化、慣習、制度を持つ国や地域があります。だからこそ、日本にも「七五三」のような日本特有の文化、日本の中で育まれてきた価値観を理解したモデルが必要です。われわれは日本人にとって最も使いやすいモデルを目指しています。
Sarashinaは国内に蓄積された豊富で高品質な日本語データを活用し、国内データセンターで学習し、提供に向けて準備を進めています。汎用的なモデルに加え、金融・医療・教育・法務など高度な専門領域もカバーできる、特化モデルを展開します。
生成AIを国内で自立させ、日本文化に寄り添うAIを届ける。私たちは国産生成AIで産業と社会の未来を切り開きます。
少子高齢化に伴う労働人口減少や環境問題など、日本はさまざまな課題を抱えています。
ソフトバンクはこうした課題に対応するため、AIの処理能力を最大限に引き出せる新しいデジタル基盤
「次世代社会インフラ」の構築を進めています。
従来のインフラを根本から見直し、より柔軟で持続可能な社会の実現を目指しています。
AIデータセンター「Brain DataCenter」
AIが私たちの日常に溶け込み、誰もが当たり前にAIを使う未来が、すぐそこまで来ています。
この革新的な変化は同時に、膨大なデータ処理と電力消費の増加という新たな課題も生み出しています。
ソフトバンクは、この未来を見据え、日本のAIインフラを支えるという使命のもと、北海道・苫小牧と大阪・堺に大規模AIデータセンターの構築を進めています。
増え続ける国内のAI需要を安定的にサポートし、データセンターの首都圏集中による災害リスクを分散しつつ、環境負荷の少ないカーボンニュートラル化も推進します。
誰もが安心してAIの恩恵を享受できる、持続可能で強靭なAIインフラを全国に広げ、日本の未来を創造していきます。
ソフトバンクのAI-RAN統合ソリューション
「AITRAS(アイトラス)」
ソフトバンクは、AI社会を支えるモバイルネットワークのコンセプトとして、無線アクセスネットワーク(RAN)とAIを融合した「AI-RAN」を提唱し、それを実現するソリューションとして「AITRAS」の開発を進めています。
AI-RANでは、AIが基地局を自律的に制御し、周波数や電力を瞬時に最適化。混雑時でも省電力かつ安定した通信を実現します。トラフィックの少ない時間帯は、余剰リソースをAI処理に回すことで、設備効率の向上が期待できます。
AITRASが実用化されれば、自動運転や遠隔手術など超低遅延・高セキュリティが求められる分野で、新たなAIサービスを展開する産業基盤となります。デジタル社会の課題に対応することで、私たちは未来の発展に貢献していきます。
ソフトバンクはAIと共存する未来を描きながら、多くの法人のお客さまとともに現実の課題に向き合い、AIの実践的な導入支援を進めています。
生成AIを業務に活かしたい方へ、ソフトバンクがご提供可能なサービスや導入支援、利用例をまとめてご紹介します。