「Smart City Takeshiba(スマートシティ竹芝)の混雑度可視化ソリューション」が「2022年度グッドデザイン賞」を受賞

2022年10月7日
ソフトバンク株式会社

Smart City Takeshiba(スマートシティ竹芝)「2022年度グッドデザイン賞」を受賞

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、東急不動産株式会社(以下「東急不動産」)の共創パートナーとして、東京ポートシティ竹芝ビル内(共用のフリースペース、テラス、エレベーターホール、飲食店などのテナント)や周辺街区に設置したAIカメラや3Dセンサーから混雑状況を収集し、サイネージやスマートフォンを通してリアルタイムに提供した、「Smart City Takeshibaの混雑度可視化ソリューション」で「2022年度グッドデザイン賞」を受賞したことをお知らせします。
本受賞は、ソフトバンク、東急不動産、鹿島建設株式会社(以下「鹿島建設」)、一般社団法人竹芝エリアマネジメント、株式会社アルベログランデ、PDC株式会社、竹芝Marine-Gateway Minato協議会との共同受賞です。

Smart City Takeshiba(スマートシティ竹芝)「2022年度グッドデザイン賞」を受賞

2階は空いているのに行列している1階のトイレ、出勤時のエレベーター、ランチタイムの飲食店など、ビル施設において局所的に混雑が発生することは長年の課題でした。 2020年秋竣工の東京ポートシティ竹芝ビルにソフトバンクが新本社ビルとして移転するにあたって、東急不動産、鹿島建設と共に、共用部分などの屋内外に多数のカメラやIoTセンサーを設置し、人の流れのデータを「Smart City Platform」に収集し、リアルタイムにデータ活用できるスマートビルを実現しました。 そこで得られた情報を、ビル来訪者やビル管理者に提供することで、入居テナント含め、ビルを利用する全ての人が快適に過ごせる取り組みを行っています。 ビル全体の混雑状況を収集しビル利用者に提供するのは、1社だけでの実現は難しく、さまざまな企業や自治体(竹芝Marine-Gateway Minato協議会など)との「共創」によって分野横断的なソリューションが実現しています。

Smart City Takeshiba(スマートシティ竹芝)「2022年度グッドデザイン賞」を受賞

情報提示は利用者に合わせ、ビル来訪者には館内に設置されたデジタルサイネージを活用し、ショップやフロアガイド等、従来どおりの方法で情報にアクセスする際に自然に混雑状況も確認できるようにしています。またビル管理者には、人員配置をする際にビル内各階の混雑状況が瞬時にわかるよう混雑度のみにカラーを使い一覧性を高めたレイアウトの混雑度モニターアプリを提供しました。
混雑を回避できる情報に誰もがアクセス可能な事で、コロナ禍の現在、安心して利用できるビルとなっています。「2021年度グッドデザイン賞」受賞の「Smart City Takeshiba(スマートシティ竹芝)の混雑度緩和ソリューションについて」の紹介ページは、こちらをご覧ください。

グッドデザイン賞審査員による評価コメント

店舗やトイレなどの混雑度をカメラやセンサーから解析。リアルタイムで提供することで、来訪者が行動の参考にしたり、クーポンの発行により空いている店舗が集客に活かしたりといったことが可能となる。まだ一箇所のみでの実施だが、スマートシティのモデルケースとして推進している場だからこその今後の展開に期待して選定された。

「Smart City Takeshiba」について

東急不動産とソフトバンクは、竹芝エリアで都市型スマートシティのモデルケースの構築に取り組んでいます。
「Smart City Takeshiba」が、「スマート東京」の実現に向けて東京都が公募したプロジェクトに採択されたことにともない、その取り組みを加速していきます。 サービスの詳細およびお問い合わせについては、下記をご参照ください。
驚きと感動のある街を、ここから「Smart City Takeshiba」

グッドデザイン賞について

グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。
「グッドデザイン賞」の詳細については、こちらをご覧ください。

SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
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以上