企業の敷地内や建設現場など通信環境が整っていない場所に音声通話・モバイル通信環境を構築する法人向けサービス「BizCell」を提供開始
〜低コストかつ短納期でモバイル通信環境を構築〜
2025年4月25日
ソフトバンク株式会社
ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、企業や自治体など(以下「お客さま」)の敷地内や建設現場などの通信環境が整っていない場所などに、衛星ブロードバンドインターネット「Starlink」をバックホール回線としてソフトバンクのモバイル通信環境を構築する法人向けサービス「BizCell(ビズセル)」の提供を、2025年4月25日に開始します。
「BizCell」は、ソフトバンクに割り当てられた5G(第5世代移動通信システム)や4Gの周波数の電波に対応したミニ無線機やアンテナなどを、お客さまが所有する工場や倉庫、ビル、トンネル内などにおける電波が弱い場所や、山間部や島しょ部などの通信環境が整っていない場所に設置して、5Gや4Gのモバイル通信環境を構築する、法人向けサービスです。お客さまは、通信事業者が提供するパブリック5Gや4Gのサービスエリア外の場所に、Starlinkを活用したモバイル通信環境を低コストかつ短期間で構築することができ、ソフトバンクの音声通話やデータ通信などのモバイル通信サービスを利用することが可能です。これにより、トンネル内の危険作業に伴う作業員の安全確保に向けた連絡手段の確保、山間部の建設現場における進捗確認や設計図の共有など、さまざまな場面での活用が期待されます。
ソフトバンクは、建設現場や工場、倉庫などで音声通話やデータ通信の利用を希望する企業や、IoTカメラを使った遠隔監視を導入する企業など、さまざまなニーズに応じて「BizCell」を提供することで、お客さまのDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していきます。
■「BizCell」の特長
1.音声通話が利用可能な通信環境を構築
お客さまの敷地内や作業現場にミニ無線機やアンテナなどを設置することで、通信事業者が提供するパブリック5Gや4Gのサービスエリア外の場所でも、データ通信に加えて音声通話を利用することができます。
2.お客さまの利用環境に応じてモバイル通信環境を構築
ブロードバンド回線が敷設できない屋内外の通信圏外の場所や電波の弱い場所に対して、「Starlink」をバックホール回線として活用することで、データ通信や音声通話などのモバイル通信サービスが利用できる環境を構築します。また、一時的な通信サービスの利用や、より省スペースでのサービス利用のニーズに応えるため、ミニ無線機とアンテナ、Starlinkをセットにして、施工不要で置くだけでモバイル通信環境を構築できるサービスを2025年度中に提供する予定です。
3.低コストかつ短納期でモバイル通信環境を構築
従来のモバイル通信環境に比べて、設置にかかる費用を約3分の1以下に抑えて、最短で約3カ月間でモバイル通信環境を構築します。お客さまは低コストかつ短納期でモバイル通信環境を構築することが可能です。
「BizCell」のサービス構成のイメージ図
■ソフトバンクの「BizCell」サービスサイト
https://www.softbank.jp/biz/services/network/bizcell/
■ソフトバンクの「BizCell」に関する問い合わせ
https://www.softbank.jp/biz/contact-us/demand/network/bizcell-inquiry/
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