「東京都 八丈島におけるDX推進に係る普及啓発・人材育成ロードマップ策定業務委託」を受託

2022年10月31日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社（以下「ソフトバンク」）は、株式会社 環（KAN）（以下「KAN」）と共に、東京都の「東京都 八丈島におけるDX推進に係る普及啓発・人材育成ロードマップ策定業務委託」を受託しましたので、お知らせします。

ソフトバンクは、東京都と連携し、八丈島においてDX（デジタルトランスフォーメーション）推進の機運醸成と人材育成に取り組み、DX推進が地域で持続的に図られる基盤の構築に行います。

現在、東京都においてはデジタル技術の活用により島しょ地域が抱える社会課題を解決することを目指したプロジェクトが推進されています。ソフトバンクは、このプロジェクトの実効性および有用性を高めるため、官・民および地域連携をさらに深め、DX推進を加速させます。

ソフトバンクは、本事業において、主に島内で事業活動を行う住民を対象にデジタル技術に関する知識や能力を習得できる講座やワークショップを開催する他、島外で活躍する専門家の参画を得て、講演やアイデアソン等のイベントを実施し、島全体でのDXを推進します。さらに将来的には、八丈島をモデルケースとして、今年度の取り組みを通して得られたノウハウを他の島しょ町村にも展開し、島しょ地域全体のDX推進に貢献することを目指します。

■本事業の概要

1. 受託事業名

東京都 八丈島におけるDX推進に係る普及啓発・人材育成ロードマップ策定業務委託

2. 実施期間

2022年10月7日～2023年3月24日

3. 目的

デジタル技術を積極的に活用し、生活環境の改善、産業振興、行政サービスの向上など、島しょ地域のさまざまな社会課題を解決する

4. 実施内容

  • 八丈島在住者向けに、社会課題やビジネス課題の解決に活用できるデジタル技術に関する知識や能力を習得できる講座やワークショップ（全８コース）を2022年11月～2023年３月に順次実施。
  • 島外で活躍する専門家を講師として、DXを活用した地方創生等をテーマとした講演等を2022年12月～2023年２月に複数回開催予定。
  • 移住やＵターンを考えている島外在住者向けに、島でビジネスを始めるための支援として、島内在住者との交流会やアイデアソン等のイベントを３月上旬に開催予定。

■各社の役割

ソフトバンク株式会社 事業責任者
株式会社 環（KAN） 統括・業務責任者（各種コンサルティング、ワークショップおよびイベント運営、業務IT人材開発、コミュニティ運営および自立学習支援）

（参考：八丈島について）

八丈島は、人口7,078人（2022年10月1日現在）、東京の南方海上287kmに位置し、面積69.11k㎡のひょうたん型をした島です。「八丈ブルー」と称される美しい青々とした海に囲まれ、２つの火山が形成する自然豊かな「東京」の島です。伊豆諸島で唯一、ＡＮＡ便が飛んでおり、羽田空港から55分、交通の観点からも高い利便性を有しています。気候は黒潮の影響を受け温暖であり暮らしやすく、さらに温泉や、島の料理、伝統文化などを始めとして、数えきれないほどの魅力を有しています。

以上