PayPay関連のキャンペーンなどで、利用してから1カ月ほどで付与される「PayPayポイント」。皆さんはどんなふうに使っていますか?
「あまり意識せず、日々の買い物で使ってる」という方も多いと思いますが、忘れかけた頃にもらえるPayPayポイントの使い方について、アレコレ調べてみました。
PayPayポイントとは?
特典やキャンペーンなどで獲得できる「PayPay残高」の一種です。出金やPayPay残高を送る機能、わりかん機能では使えませんが、無期限で利用可能。長期的に自分の好きな使い方を考えることができます。
獲得したPayPayポイントの使い方は3種類!
①貯める
買い物などに使用せず貯めていく貯金パターン。有効期間がなく、無期限で利用できるPayPayポイントならではの使い道です。「トクしたポイントは個別に管理したい」というしっかり派にはオススメかも!?
②ポイント運用に自動追加
新たに証券口座を開設する手間なく、簡単に運用体験ができます。運用しているPayPayポイントは「ETF」という上場投資信託に連動するため、増えたり減ったりします。
③支払いに使う
日々の買い物などで使うPayPay残高の足しにするパターン。PayPay残高の中でも優先されて支払いに使われていきます。
実際どんな使い方をしているのか調べてみた
PayPayポイントの大まかな使い方が分かったので、周りの人がどんなふうに使っているのか聞いてみました。ある日の編集部のオンライン雑談にて……
雑談の参加者
担当歴4年の企画担当。一人暮らしでよくPayPayで牛丼をテイクアウトしている。
担当歴1年の編集者。最近、支払うときの「ペイペイ!」が変な声になる夢を見た。
担当歴5年の編集者。トレンドに乗るタイプで、新しいことに挑戦している。
今日の雑談会は「PayPayポイントの使い方を考える会」とさせてください!
そうきましたかー。
いいね。ちなみに自分ではどうしてるの?
普段の買い物で使うでしょ! というか、全員そうだと思ってたんだけど……
多数派だとは思いますけど、普通に使っちゃうと特別感が少なくないですか? せっかくオトクなポイントをもらえたのに。
そうそう、現実的過ぎ。夢がない。ロマンがない。夢とロマンがないよ。
2回言う必要あります? でも確かに、ポイントを意識しないで日用品を買うときよりも、ちょっと特別なものを買うときの方がありがたみを感じる気もしますね。
特別ってどんなものですか?
キャンペーンとかに参加すると、後で数千円単位でポイントがもらえるときあるじゃない? そういうときは松屋や吉野家でランチを買ったりしてるよ。気分で食べ比べたりしてさ。トクしたポイントだと思うと、追加でもう一杯注文しちゃったりして。
それは食べ過ぎだろ…。
ただ「トクしたポイントだから特別なものに」というのはよく分かります。私は昔からお財布を分けてお金を管理していたので、もらったPayPayポイントは日用品などには使わず、貯めておいてガツっと買い物しますね。
ポイントを「貯める派」「運用する派」の主張は?
そもそもPayPayポイントって有効期間がなくて、他の人にあげられないじゃないですか? これって「自分のご褒美のために使いなさい」というPayPayからのメッセージだと思っているんですよ。
自分に都合のいい思い込みを……。で、貯めて何を買ったの?
アート。
悩んでないで、早く教えてよ。
「えーと」じゃなくて「アート」ですって。テレワークが続いているので暮らしに彩りが欲しくて、アートパネル(絵)をYahoo!ショッピングで買ったりしてます。最近はPayPayフリマで、限りなくアートに近いイスも入手しました。
イス、高そう。
イスは1万円以上したので、1年くらい貯めていたPayPayポイントを使い切りました。また地道に貯めたいと思います。
地道に貯めるのもいいけど、「ポイント運用」がおすすめだよ。サービス開始当初からPayPayポイントを自動追加してるんだけど、ほら。
※2022年3月24日にPayPayポイント運用の利用規約が改定され、ポイント運用の一部が有料化されました。
やば、イスたくさん買えちゃうくらい増えてる!
牛丼食べ放題じゃん!
もちろん減ることもあるんだけど、今のところ増えてる。しかも始めるのが超簡単。「ウォレット」の一番下のPayPayポイントのエリアで、今の設定が表示されている「貯める」か「ポイント運用に自動追加」か「ポイントを支払いに使う」となっている箇所を選んで、数タップでできちゃうからね。
うらやましいけど、減るのはいやだなぁ。
まあ、リスクとリターンは表裏一体だからね。でも運用方法は5コースあるよ。一番リスクが低いのは、株式相場が下がっても影響を受けにくい「金(ゴールド)コース」。「スタンダードコース」も増減がマイルドなので初心者におすすめだよ。僕は夢を見たいので「チャレンジコース」だけどね。そこまでチャレンジするのはちょっと…なら「テクノロジーコース」。アメリカのIT企業を中心に運用されていて、増減はチャレンジコースよりは比較的マイルドみたいだよ。
なんだかいろいろあるんだねぇ…。
一番上級者向けなのが「逆チャレンジコース」。株式相場が下落すると逆に値上がりが期待できるコースなんだ。これから将来株式相場が下がりそうと思うようなときのリスクヘッジに使えるよ。それから、ポイント付与のたびに逆チャレンジコース以外の4つのコースへ順番に追加される「全コース」もあるんだ。選びきれないならこれで試すのもアリかもね。
身近にこんなにトクしている人がいたとは…。
ちりも積もれば何とやらですな。2人も検討してみてください。
えーと、スタンダードコースを選択、と。終わりました!
方針変えるの、はやっ!
ということで、編集部にはポイント運用ブームが到来しています。皆さんも改めてポイントの使い方を考えてみては? サービスの詳細はこちらのサイトで詳しく紹介されていますよ。
こちらの記事も参考にしてみてください!
(掲載日:2021年5月14日、更新日:2022年4月20日、2022年12月9日)
文:ソフトバンクニュース編集部