Weekly AWS アップデート情報 - 2022/8/15
~AWS Direct Connect は低帯域幅で AWS Transit Gateway へ接続可能 ~

2022年8月15日掲載

キービジュアル

皆さま、こんにちは。王文礼です。

先週 (2022/8/8 - 2022/8/14) の主な AWS アップデート情報をお送りいたします。

目次

今週の注目アップデート

AWS Direct Connect は、500 Mbps 以下の回線を利用した AWS Transit Gateway への接続をサポートするようになりました。これにより、高速接続が不要な場合、Transit Gateway ユーザにより費用対効果の高い選択肢を提供します。 

データベース

Amazon DocumentDB (MongoDB 互換) を使用すると、クラスターで実行されたイベントを監査できます。監査が有効になっている場合、Amazon DocumentDB は Data Definition Language  (DDL) イベントに加えて、Data Manipulation Language (DML) イベントを Amazon CloudWatch Logs に記録します。 Amazon CloudWatch Logs を使用して、Amazon DocumentDB 監査イベントを分析、モニタリング、およびアーカイブできます。

Amazon RDS Custom for Oracle が Scale Compute オペレーションをサポートし、インスタンスサイズのスケールアップ、スケールダウンができるようになりました。

ストレージ

2019 年 5 月から、Amazon EBS は EC2 インスタンスにアタッチされた全ての EBS ボリュームの crash-consistent スナップショットを作成できる機能を発表しました。 

ただし、EC2 インスタンスに複数の EBS ボリュームがアタッチされていて、これらのボリュームを全部バックアップする必要がない場合があります。今回は必要な EBS ボリュームに絞って crash-consistent スナップショットを作成できるようになり、コストも節約できます。

分析

Amazon QuickSight ダッシュボードの新しい UI では、ツールバーが簡素化され、メニューやフィルタなどがより便利に操作できるようになります。

AWS Glue が 実行オプション Flex を選択できるようになりました。 Flex を使用すると、Glue ジョブは AWS の余剰キャパシティで実行されるため、ジョブの開始時間や実行時間はキャパシティの供給状況によって異なります。Flex は本番前のテストや、緊急性の低いデータ統合処理などに適しており、コストを最大 34% 削減できます。

Machine Learning

欠損データや外れ値の置き換え、データセットのサンプルサイズを柔軟に選択できるなど、Amazon SageMaker Canvas でのデータの準備と分析のための拡張機能が発表されました。

より正確な ML モデルの構築や迅速なデータ分析を行うことができます。

Amazon Personalize は、商品レコメンデーションを生成する機械学習サービスです。今回のリリースにより、ユーザはビジネスルールを定義して、特定のアイテムをプロモーションできるようになりました。レコメンデーションでプロモートコンテンツの割合を制御することもできます。

その他

Amazon AppFlow は、AWS のサービスと SaaS アプリケーション間でデータを安全に転送できるようにするサービスです。Amazon AppFlow は SAP Operational Data Provisioning フレームワークを使用して、SAP アプリケーションから AWS サービスへのデータ転送をサポートするようになりました。

以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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