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皆さま、こんにちは。大塚 清です。
先週 (2022/8/22 - 2022/8/28) の主な AWS アップデート情報をお送りいたします。
Amazon CloudFront で Origin Access Control (OAC) が提供開始されました。これは特定の CloudFrontディストリビューションのみに S3 バケットへのアクセスを許可することで、S3 オリジンを保護するための機能です。これまで、Origin Access Identity (OAI)を利用してアクセス制御を行っておりましたが、OACではセキュリティを強化し、機能の統合を深めることでOAIに無いメリットが増えています。CloudFront は、今後も OAC と OAI の両方をサポートしていきますが、OACの利用が推奨されています。OAIからOACへの移行方法については、S3のドキュメントをご覧ください。
Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) Anywhere Curated Packages の一般提供が開始されました。これは、 Kubernetesのコア機能を拡張するソフトウェア パッケージで、有償の Amazon EKS Anywhere Support Subscription に登録されている方向けのものになります。HarborやEmissary-Ingress などの利用頻度が高いパッケージをAmazon側でビルドし、動作確認やセキュリティスキャンを受けたうえで提供されます。詳細については、公式ドキュメントをご覧ください。
AWS WAF Fraud Control の Account Takeover Prevention (ATP)が CloudFront をサポートするようになりました。ATPは、クレデンシャル スタッフィング攻撃などのアカウントの乗っ取りを防止します。
データベースの作成中に、Amazon RDS および Aurora から EC2 インスタンスへの接続を自動的に設定する機能が追加されました。この機能は、データベースの作成中に VPC と関連するネットワーク設定を自動的にセットアップし、EC2 インスタンスと RDS データベース間の安全な接続を有効にします。
Amazon QuickSight できめの細かいビジュアル埋め込みをサポートするようになりました。これにより、ダッシュボードのビジュアル(1つの図表)単位でアプリケーションやポータルへ埋め込みができるようになり、簡単に分析情報を見ることができるようになります。
AWS Glue Crawlers は、過去のクローラ実行に関連するプロパティとメトリックを提供し、監視と監査を簡素化するようになりました。このクローラ履歴機能は、過去のクロールにかかった時間、使用したDPU・時、カタログデータがいくつ更新されたかなどを簡単に見ることができます。
Amazon Forecast は機械学習を使用して時系列予測を提供するサービスです。what-if 分析が今回追加さました。what-if 分析を通じて仮想シナリオをシミュレートし、ビジネス上の意思決定が収益や収益性に与える影響を評価したりすることができます。
Amazon SageMaker Automatic Model Tuning (自動モデルチューニング) で、各トレーニングジョブを起動する際にかかる時間が最大20倍短縮されました。多数のハイパーパラメータ評価があるシナリオでは大幅に時間を節約することができます。
Amazon SageMaker Automatic Model Tuning (自動モデルチューニング) の利用可能なリージョンが拡大し、大阪、ミラノといったリージョンでもご利用できるようになりました。
以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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