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皆さま、こんにちは。大塚 清です。
先週 (2022/9/19 - 2022/9/25) の主な AWS アップデート情報をお送りいたします。
AWS DataSync Discovery のパブリックプレビューが開始されました。この機能は、オンプレミスのストレージのパフォーマンスや使用率に関するデータを収集して分析し、AWS へのデータ移行を簡素化および実行するための推奨事項を提示してくれます。AWS へのデータ移行の計画と実行に関連する時間、労力、およびコストを最小限に抑えます。
オンプレミス環境で可用性の高い Kubernetes クラスターを実行できる Amazon EKS on Outposts でローカルクラスターの一般提供が開始されました。ローカルクラスターでは Amazon EKS のクラスタ全体を Outposts 内でローカル実行できるので、クラウドとの接続が一時的に切断されてもアプリケーションのダウンタイムのリスクを減らせます。
Amazon Route 53 でレコードセットのアクセス許可ができるようになりました。従来はホストゾーンレベルでのアクセス許可を指定していましたが、今回のアップデートで、ホストゾーン内の個々のリソースレコードセットを作成、編集、または削除できるユーザを制御できるようになりました。
Amazon FSx for Windows File Server で CPU 利用率やメモリ利用率などのパフォーマンスメトリクスが利用可能になりました。またモニタリングダッシュボードが拡張され、パフォーマンスに関する推奨事項を取得できます。
Amazon RDS Proxy は Amazon RDS 向けの高可用性フルマネージド型データベースプロキシです。今回 RDS Proxy が RDS for SQL Server のサポートを開始しました。 SQL Server 2014 以降が対象となります。
Amazon Redshift ではクラスタが生成するシステムログに、システムテーブル・ビュー (STL/SVL) を使用して接続でき、クエリの実行に関する洞察を得ることができます。今回、システムログの耐久性が強化され、インスタンスタイプやワークロードに関係なく、常に最大 7 日間のシステムログデータ取得できるようになりました。また、クラスタの一時停止と再開の間もシステムログが保持されるようになりました。
AWS IoT Device Management Secure Tunneling で複数の同時 TCP 接続ができるようになりました。これによって、リモートデバイスが HTTP ベースのアプリケーションにアクセスする場合のトラブルシューティングがシンプルになります。複数のコネクションを必要とすることもある HTTP ベースのアプリケーションなどに対応できるようになりました。
Amazon SNS では、メッセージ署名の仕組みを利用して、送信されたメッセージが正当なものであるかを検証してきました。今回 SHA256 ハッシュによるメッセージ署名をサポートするようになりました。これにより、従来よりもセキュアな構成を選択することができるようになりました。
AWS CloudTrail Lake で Amazon S3 に保存された Cloud Trail ログのインポートが可能になりました。CloudTrail Lake はイベントログに対して SQL ベースのクエリを実行するための機能です。従来のクエリ対象は CloudTrail Lake のセットアップ開始以降のイベントだけでしたが、今回のアップデートで過去のログをインポートしてクエリ対象に含めることが可能になりました。
Amazon Corretto はマルチプラットフォームで本番環境に対応した無料の OpenJDK ディストリビューションです。今回 Amazon Corretto 19 が一般利用が開始され、新たな機能を利用できるようになりました。
AWS Health Dashboard でサービスヘルスイベントの表示を日本標準時 (JST) などの現地時間で表示する設定ができるようになりました。
以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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