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2022年10月11日掲載
皆さま、こんにちは。大塚 清です。
先週 (2022/10/3 - 2022/10/9) の主な AWS アップデート情報をお送りいたします。
AWS JDBC Driver for PostgreSQL が Amazon RDS for PostgreSQL や Amazon Aurora(PostgreSQL互換)のクラスタで使用できるようになりました。このドライバは PostgreSQL コミュニティのドライバと連携する設計がされているため、クラスタ化されたデータベースのフェイルオーバーを従来よりも高速化することが可能です。なお、このドライバは Apache License v2 によるオープンソースプロジェクトで開発されています。
AWS Identity and Access Management(IAM)の Access Analyzer のポリシー生成機能が拡張され、CloudTrail のログを解析することによって 140 を超えるサービスから使用されるアクションを識別し、それが許可されるポリシーを生成できるようになりました。これまでよりも簡単にきめ細かい権限管理ができます。
EC2 Amazon Machine Image (AMI) で Instance Metadata Service Version 2 (IMDSv2)をデフォルトで使用する設定が可能になりました。今まで IMDSv2 を使用するにはインスタンスの起動時にインスタンス メタデータ オプションを設定するか、ModifyInstanceMetadataOptions API を使用して起動後にインスタンスを更新する必要がありました。
Amazon VPC に関する CloudWatch メトリクスが新たに 2 つ追加されました。ひとつめが「ネットワークアドレス利用率(Network Address Usage)」で、ふたつめは「ピアリングされたネットワークアドレス利用率(Peered Network Address Usage)」です。これらのメトリクスを使用して、ネットワーク アドレスの使用状況を監視し、CloudWatch でアラームを設定できるようになりました。
Amazon S3 Object Lambda は、独自のコードにより、Amazon S3 へのリクエストに対するデータを処理する機能です。今までの GET リクエストに加えて、HEAD と LIST リクエストについても独自のコード実行ができるようになりました。例えば LIST リクエストではオブジェクトの一覧を取得しますが、独自コードを追加することでオブジェクトリストをフィルタリングして特定のオブジェクトのみを出力しそれ以外はマスクするといったことが可能になりました。
Amazon Aurora Serverless v2 が AWS CloudFromation のサポートを開始しました。CloudFormation テンプレートを利用して環境を自動構築する場合にも、Aurora Serverless v2 を組み込むことができるようになりました。
Amazon RDS for Oracle で July 2022 のアップデートができるようになりました。Oracle Database 12.1 向けには Patch Set Update(PSU) が、Oracle Database 19c 向けには Release Updates(RU) が利用できます。
Amazon Redshift Serverless で名前空間やワークグループなどのリソースのタグ付けが可能になり、リソース管理が容易になりました。
以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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