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2022年10月18日掲載
皆さま、こんにちは。大塚 清です。
先週 (2022/10/10- 2022/10/16) の主な AWS アップデート情報をお送りいたします。
新規に作成された AWS Managed Microsoft AD が Windows Server 2019 ベースで稼働するようになりました。また、既存のディレクトリについても、管理コンソールや API を介して 更新することができます。2023 年 3 月からは、既存のディレクトリの自動更新が開始されますので、旧バージョンをご利用の方はそれまでに移行の計画をお勧めします。詳細はこちらのドキュメントを参照してください。
Amazon Machine Image (AMI)に、サービスクオータが追加されました。アカウント内の AMI の数、パブリック AMI の数、共有できる AMI の数にそれぞれデフォルトクオータが設定されました。これまで、制限なく AMI が生成できましたが、この設定によりアクシデントなどで不必要に AMI を生成したり共有したりということが起こらないようになりました。デフォルトクオータの設定は管理コンソール等から変更可能です。
AWS Transfer Family でファイルが不完全に(部分的に)アップロードされた場合のアップロード後の処理をサポートするようになりました。これにより、完全なファイルアップロードと不完全なファイルアップロードの両方のワークフローを定義することができます。
Amazon Athena のクエリエンジンが更新され、バージョン 3 が利用可能になりました。バージョン 2 については引き続き利用可能です。バージョン 3 では、50 以上の新しい関数、30 以上の新機能、90 以上のクエリパフォーマンスの改善がされています。詳細はこちらのブログをご覧ください。
AWS Lambda で Amazon MSK、セルフマネージド型の Kafka、Amazon MQ for Apache ActiveMQ、Amazon MQ for RabbitMQ をソースとするイベントをフィルタリングできるようになりました。条件を満たしたイベントが発生した時のみ Lambda 関数を呼び出す設定ができ、 Lambdaのコードをシンプルにし、さらにコストも削減可能です。
EMR Serverless で実行中の Spark および Hive ジョブのモニタリング、デバックができる Web UI が利用可能になりました。ジョブ固有のメトリクスと、各ジョブのイベント タイムライン、ステージ、タスク、エグゼキューターに関する情報を調査できます。
AWS Glue が Git 連携できるようになりました。Glue Studio で作成したジョブを GitHub や AWS CodeCommit を利用して変更管理し、デプロイすることができます。詳細はこちらのブログをご覧ください。
AWS CloudFormation StackSets のスタックセットあたりの最大スタック数、アカウントあたりのスタックセット作成数、アカウントあたりの同時スタック実行数の 3 つのサービスクオータのデフォルト値が引きあがりました。スタックセットあたりの最大スタック数は 2000 から 100,000 に、アカウントあたりのスタックセット数は 100 から 1,000 に、アカウントあたりの同時スタック実行数は 3500 から 10,000 にそれぞれ拡大されています。
以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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