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2022年11月16日掲載
みなさん、こんにちは。クラウドエンジニアの住吉です。
今週もAlibaba Cloudのプロダクトアップデート情報をお届けしたいと思います。
2022/10/20から2022/11/9にAlibaba Cloudのオフィシャルサイトで公開された主なアップデート情報をご紹介します。
Elastic Desktop Service (EDS):2022年10月リリース
Elastic Desktop Serviceにて2022年10月中に実施されたアップデートについてまとめて情報が公開されました。概要は以下の通りです。
詳細は公式ドキュメント(執筆時点では中国語版が最新)をご確認ください。
運用・監視 | ・セッションモニタリングとクラウドデスクトップモニタリングは粒度が細かくなり、モニタリング機能が強化されました。 |
リモートコマンドの一括送信 | ・新たに追加された一括リモートコマンド機能により、管理者は必要に応じて複数のクラウドデスクトップに同時にリモートコマンドを送信することができ、クラウドデスクトップにログインすることなく日常の保守作業を迅速に完了させることができます。 |
ユーザー管理 | ・ユーザーが整理され、ユーザーページが最適化されました。 |
デスクトップグループ | ・デスクトップグループ内のデスクトップ数を増やす。 ・有料デスクトップグループの場合、デスクトップグループ内のクラウドデスクトップの最大数は200台です。 ・年間および月間デスクトップグループの場合、デスクトップグループ内のクラウドデスクトップの最大数は100台です。 |
ワークスペース | ・コンソールは、ワークスペースのページと操作ポータルを最適化し、ワークスペース構成IPv4セグメントを作成し、ネットワークセグメントの計画に関するガイダンスを提供します。 |
Application Load Balancer (ALB):IP タイプのサーバー グループへのトラフィック 転送をサポート
リスナーに設定する転送ルールのアクションとして、IP タイプのサーバー グループへのトラフィック転送がサポートされました。
詳細は公式ドキュメント(執筆時点では中国語版が最新)をご確認ください。
ApsaraDB for MongoDB:2022年10月リリース
ApsaraDB for MongoDBにて2022年10月中に実施されたアップデートについてまとめて情報が公開されました。概要は以下の通りです。
詳細は公式ドキュメント(執筆時点では中国語版が最新)をご確認ください。
CloudDBA | <新機能> シャーデッドクラスターインスタンスのバージョン4.4と5.0は、性能診断と最適化(CloudDBA)をサポートし、以下の機能を備えています。 ・パフォーマンスの推移 ・リアルタイムのパフォーマンス ・インスタンスのセッション ・スローログ |
ログ管理 | <新機能> シャーデッドクラスターインスタンスのバージョン4.4と5.0はログ管理をサポートし、以下のログタイプが含まれます。 ・スローログ ・エラーログ ・運用ログ |
PolarDB-X:マイナーバージョンのアップグレード(V5.4.15版)リリース
PolarDB-Xにて2022年11月2日、マイナーバージョンがアップグレードされました。概要は以下の通りです。
詳細は公式ドキュメント(執筆時点では中国語版が最新)をご確認ください。
新機能 | ・読み取り/書き込み分離シナリオでGrouping方法でLSNログ軌跡を取得することをサポートします |
不具合対応 | ・uuidとuuid_short関数が一度だけ計算される問題を修正 ・一部のタイムアウトや中断のシナリオで、DDLエンジンが物理スライスの完了ステータスを誤って判断し、意図しないエラー報告やDDLタスクの取り残しが発生する問題を修正しました。 ・pruningにより、CPU使用率が過剰になる問題を修正しました。 ・analyze tableステートメントの実行時に、不正確な行数のサンプルテーブルに基づいて計算ノードでメモリ過負荷が発生する問題を修正しました。 ・高い同時実行性下でのspmパラメータのクリーンアップの問題を修正しました。 ・SQL_SELECT_LIMITがデータノードに送信されることで発生するAGG関数の正しさの問題を修正しました。 ・テーブルで統計が条件付きでアクセスされていない場合に、active analyze がインデックス ndv を処理しない問題を修復しました。 ・名前変更後に物理テーブルが見つからない問題を修正(AUTOスキーマデータベースで物理テーブルランダム接尾辞のない論理テーブルのみ) . |
PolarDB for MySQL:マイナーバージョン(8.0.1.1.30)リリース
PolarDB for MySQLにて2022年10月29日、マイナーバージョンがアップグレードされました。概要は以下の通りです。
詳細は公式ドキュメント(執筆時点では中国語版が最新)をご確認ください。
新機能とパフォーマンスの最適化 | ・列インデックスのUNION ALLオペレーションを最適化しました。 ・列ストア・インデックスの作成を支援する組み込みプロシージャを列ストア・インデックス関数に新たに追加しました。 ・新しいグローバルパラメーター imci_default_pack_shift が追加され、列ナーインデックスを作成する際のデフォルトパックサイズを制御できるようになりました。 ・列インデックスは、パーティションクロッピング技術により、パーティション分割されたテーブルのクエリ性能を最適化することができます。 ・列インデックス機能は、BIT、JSON、GEOMETRYのデータ型の使用をサポートしています。 ・列インデックス機能は、EXCHANGE PARTITION操作に対応しています。 ・MTT技術により、SCCの性能を最適化。 ・Multi-Master Architecture Cluster Editionは、キャッシュセンターからデータページを適応的に削除することをサポートしています。 ・JSONドキュメントの再帰深度150をサポート。 ・Multi-Master Architecture Cluster Edition では、グローバルライブラリー/テーブルロックの解放時にシステムテーブルの自動インク情報をフラッシュするかどうかを制御する mm_flush_autoinc_when_unlock パラメーター(デフォルト値:false)が追加されました。 ・空のスキーマ名を持つステートメントアウトラインが、そのダイジェスト値と等しいすべてのSQLステートメントにマッチすることをサポートしました。 ・Fast Query Cache は、データベース内のメタデータテーブル (information_schema.tables/columns) のキャッシュにアクセスすることをサポートします。 ・SQLステートメントの実行をトレースする新機能「SQL Trace」が追加されました。 ・ローカルテーブル(PolarFS上のテーブル)をOSSにエクスポートするための新しいSELECT INTO OSSOUTFILEステートメントを追加しました。 |
不具合修正 | ・RDMA経由でリモートからデータを読み込む際に、読み込みデータが不完全になる問題を修正しました。 ・マスターノードをシャットダウンしたときに、テーブルクリーンスレッドの状態が異常になる問題を修正しました。 ・オフラインマスターとWARで発生するデッドロックの不具合を修正しました。 ・マスターノードがキャッシュセンターとの接続を失った際に、マスターノードを正常にシャットダウンできない不具合を修正しました。 ・タイムドタスクを介して暗黙の主キーを書き込むと、ノードがクラッシュすることがある問題を修正しました。 ・ホットアップグレード時のSQL文実行時にBinlogが記録される問題を修正しました。 |
Apsara File Storage NAS:2022年11月リリース
マウントポイント・ハイバネーション
Universal NASファイルシステム上のストレージがゼロで、過去2カ月間アクセスがないマウントポイントリンクは、自動的にハイバネーションモードになり、リソースのフットプリントを解放します。 ハイバネーションモードになると、それ以降のマウントアクセスはできなくなります。 マウントポイントはOpenAPIまたはコンソールから再有効化することができます。
詳細は公式ドキュメント(執筆時点では中国語版が最新)をご確認ください。
Security Center:2022年10月リリース
ApsaraDB for MongoDBにて2022年10月中に実施されたアップデートについてまとめて情報が公開されました。概要は以下の通りです。
詳細は公式ドキュメント(執筆時点では中国語版が最新)をご確認ください。
コンテナ資産 | ・クラスタの詳細ページのインタラクションデザインを最適化し、クラスタ、ノード、アプリケーションの各次元で、クラスタのセキュリティリスクを表示できるようにする。 |
セキュリティアラームの取り扱い | ・コンテナやホストの次元でセキュリティアラートを表示し、処理することをサポートします。 |
Machine Learning Platform for AI:2022年9月度アップデートのお知らせ
Machine Learning Platform for AIにて2022年9月中に実施されたアップデートについてまとめて情報が公開されました。概要は以下の通りです。
詳細は公式ドキュメント(執筆時点では中国語版が最新)をご確認ください。
ワークスペースのメッセージ通知 | <新機能>ワークスペースのメッセージ通知機能を使用し、DingTalkグループロボットを介して PAI-DLC または PAIFlow のタスク ステータスを追跡および監視可能に |
ロールの関連付け | <新機能>サービスにリンクされたロール AliyunServiceRoleForPAIWorkspace の権限の説明とアプリケーション シナリオ、およびサービスにリンクされたロールを作成または削除する方法を追加 |
料金 | <機能変更>PAI-DLC 製品のパブリック リソース グループに新たに追加されたリソース タイプと、対応するリージョンと価格が変更 |
PAI-Designer の大画面表示 | <最適化>PAI-Designerページで、大きな画面を使用して解析レポートを表示 |
自然言語処理 | <新機能>PAI-Designerに自然言語処理用のオフラインモデル学習およびオフラインモデル予測アルゴリズムコンポーネントが新たに追加 |
RAM ロールのログインと PAI の使用 | <新機能>PAI がロール SSO をログインに対応 |
PyAlinkスクリプト | <最適化>Alink のすべてのアルゴリズムの呼び出しをサポートするPyAlinkスクリプトの最適化 |
ベータ版コンポーネント | <新機能>PAI-Designerにベータ コンポーネントが追加 |
機械学習によるクラスタリングアルゴリズム | <新機能>PAI-Designerに機械学習のクラスタリングアルゴリズムに関連する新しいコンポーネントが追加 |
サービス パラメータ | <最適化>JSON ファイルのパラメーター記述情報が最適化 |
Message Queue for Apache Kafka:韓国(ソウル)タイ(バンコク)でサービス提供開始
Message Queue for Apache Kafkaは2022年09月16日、韓国(ソウル)、タイ(バンコク)リージョンでサービスを開始しました。
Application Real-Time Monitoring Service:2022年9月度アップデートのお知らせ
Application Real-Time Monitoring ServiceのARMS v2.8.6.1にて2022年9月中に実施されたアップデートについてまとめて情報が公開されました。概要は以下の通りです。
詳細は公式ドキュメント(執筆時点では中国語版が最新)をご確認ください。
アプリケーションモニタリング | メッセージキューMQとデータベースRDSの自動診断機能追加 |
フロントエンドモニタリング | CDNアプリケーションセンターをオンライン |
アプリケーションセキュリティ | 新しい攻撃タイプの保護として次の種類を追加 ・ELインジェクション ・エンジン インジェクション ・悪意のある Bean バインディング ・悪意のあるクラスの読み込み ・JSTL の任意のファイルのインクルージョン |
アラーム管理 | 送信管理を最適化し、ユーザーと連絡先、ボット、Webhookのインタラクション体験面的にアップグレード |
Insights機能をオンライン | Insights機能は異常APIアラームの根本原因の分析ができ、障害の根本原因を早い段階で実現 |
今週のアップデート情報は以上です。
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