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2022年11月25日掲載
みなさん、こんにちは。クラウドエンジニアの住吉です。
今週もAlibaba Cloudのプロダクトアップデート情報をお届けしたいと思います。
2022/11/10から2022/11/16にAlibaba Cloudのオフィシャルサイトで公開された主なアップデート情報をご紹介します。
ApsaraDB RDS for MySQL:MySQL Serverless の正式版がリリース
ApsaraDB for MySQLにて、MySQL Serverless の正式版がリリースされました。これは、CPU とメモリのリアルタイムの弾力性を提供し、自動起動停止と強制拡張と縮小をサポートします。
詳細は公式ドキュメントをご確認ください。
FunctionCompute (FC):2022年11月リリース
FunctionComputeにて2022年11月中に実施されたアップデートについてまとめて情報が公開されました。概要は以下の通りです。
詳細は公式ドキュメント(執筆時点では中国語版が最新)をご確認ください。
全請求項目の値下げ | 2022 年 11 月 3 日から、Function Compute はすべての地域の請求項目の値下げを導入します。請求ルールを最適化することにより、Function Compute は、オンデマンドでリソースを柔軟に割り当て、リソースの使用率を向上させることをサポートします。同時に、Function Compute は従量課金制とリソース パッケージの価格を引き下げました。1 日の平均リソース使用率が 30% に達した場合でも、Function Compute はコストを 12% から 47% 削減できるため、コストを節約できます。 |
インスタンス メモリ仕様の分割 | 元のインスタンスのメモリ仕様は、vCPU とメモリの仕様に分割されます。 |
OSS ファイル システムのマウントをサポート | Function Compute サービスは、OSS マウントの構成をサポートしました。構成が成功すると、このサービスの下の関数は、ローカル ファイル システムを使用するのと同じように、指定された OSS ファイル システムを使用できます。 |
GPUメモリ範囲が調整可能に | GPU ビデオ メモリは、1 ~ 16 GB の範囲で 1 GB の勾配で割り当てをサポートします。 |
ApsaraDB RDS for SQL Server:インスタンスの一時停止をサポート
ApsaraDB RDS for SQL Serverにてインスタンスの一時停止のサポートが追加され、ビジネス ニーズに応じてインスタンスを一時停止できます。一時停止後は、インスタンスの計算リソースが解放され、指定料金が発生しないため、コスト削減の目的を達成できます。
詳細は公式ドキュメント(執筆時点では中国語版が最新)をご確認ください。
ApsaraDB for MongoDB:Alibaba MongoDB 3.4廃止予定のお知らせ
MongoDB オープン ソース コミュニティは、2020 年 1 月 31 日に MongoDB 3.4 バージョンの保守を停止したため、引き続き使用するにはリスクが伴います。高品質の製品とサービスを提供し続けるために、ApsaraDB for MongoDB 3.4 は 2023 年 1 月 1 日から販売を終了する予定です。既存の Apsara MongoDB 3.4 インスタンスをできるだけ早くアップグレードすることをお勧めします。
詳細は公式アナウンスをご確認ください。
ApsaraDB for Redis:2022年11月リリース
新機能として、クラウドドライブ(ESSD)タイプは、ESSD PL2、ESSD PL3ストレージタイプに対応しました。
詳細は公式ドキュメント(執筆時点では中国最新)をご確認ください。
PolarDB for PostgreSQL:マイナーバージョン(1.1.28)リリース
PolarDB for PostgreSQLにて2022年11月29日、マイナーバージョンがアップグレードされました。概要は以下の通りです。
詳細は公式ドキュメント(執筆時点では中国語版が最新)をご確認ください。
一部パラメーターのデフォルト値調整 | ・データベースカーネルのマイナーリリースV1.1.28(PostgreSQL 11)およびV14.5.1.1(PostgreSQL 14)より、PolarDB PostgreSQLエンジンはいくつかのパラメータのデフォルト値を調整し、新しいクラスタに対してのみ有効な値としました。 コンソールで自分で変更することができます。 |
oracle_fdw プラグイン | ・oracle_fdw プラグインを使用すると、外部の Oracle データベースと対話することができます。 |
スモラープラグイン | ・smlarプラグインを使用すると、データベース内のデータの類似性を効率的に計算することができます。 |
ハイポッププラグイン | ・hypopgプラグインは、ある種のインデックスが1つまたは複数のクエリに役立つかどうかを確認するために使用されます。 |
グローバルRelCache | ・Global RelCacheは、RelCacheをすべてのプロセスで共有される共有メモリに配置し、メモリ使用率を向上させます。 |
pg_bigm プラグイン | ・pg_bigmプラグインは全文検索機能を提供し、バイナリシンタックス(2-gram)GINインデックスを作成して検索処理を高速化することが可能です。 |
hllプラグイン | ・hllプラグインは、HyperLogLog(hll)というデータ型をサポートしており、PVやUVなどのビジネス指標を迅速に予測することができます。 |
バルビツクスプラグイン | ・PolarDB PostgreSQLエンジンは、varbitプラグインを拡張し、より多くのBITオペレーションをサポートし、より多くのアプリケーションシナリオをカバーすることができます。 |
sql_firewall プラグイン | ・SQLファイアウォールは、悪意のあるSQLインジェクションを防ぐ、データベースレベルのファイアウォール機能です。 |
ZomboDB プラグイン | ・ZomboDBは、ネイティブアクセスをサポートし、PostgreSQLデータベースに強力なテキストインデックスと分析機能をもたらすPostgreSQL拡張プラグインです。 |
Anti-DDoS:2022 年11 月6~8日 DDoS Anti-DDoS Premium エンジンアップグレードのお知らせ
Anti-DDoS Premium サービスのキャパシティと安定性を向上させるために、古いバージョンのエンジンを使用している場合は、エンジンを新しいバージョンにアップグレードすることをお勧めします。新しいエンジン バージョンでは、より優れた容量と新しい機能を利用できます。
詳細は公式アナウンスをご確認ください。
MaxCompute:2022年9月リリース
MaxComputeにて2022年9月中に実施されたアップデートについてまとめて情報が公開されました。概要は以下の通りです。
詳細は公式ドキュメントをご確認ください。
組み込み関数のソート順 | MaxCompute が提供する組み込み関数は、便宜上アルファベット順にソートされています。 |
すべてのコマンドのソート順 | MaxCompute でサポートされている SQL コマンドは、便宜上アルファベット順に並べられています。 |
Message Queue for RabbitMQ:2022 年 11 月アップグレードのお知らせ
Message Queue for RabbitMQにて2022年11月中に、複数のリージョン・インスタンスタイプにおいてアップグレードが予定されています。
詳細は公式アナウンスをご確認ください。
今週のアップデート情報は以上です。
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