Weekly AWS アップデート情報 - 2022/11/01~Amazon Neptune Serverless が一般提供開始~

2022年11月1日掲載

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皆さま、こんにちは。大塚 清です。

先週 (2022/10/24- 2022/10/30) の主な AWS アップデート情報をお送りいたします。

目次

今週の注目アップデート

  • Amazon Neptune Serverless が一般提供開始
    Amazon Neptune は高速で信頼性が高いフルマネージド型のグラフデータベースサービスです。今回新たに、アプリケーションが必要とするキャパシティを自動的にスケーリングする Amazon Neptune Serverless の一般提供が開始されました。これでキャパシティ管理を気にせずにグラフデータベースを利用できます。

コンテナ

  • CDK8s 向けの多言語クラスライブラリ CDK8s+ が一般提供開始
    CDK for Kubernetes(CDK8s)は 使い慣れたプログラミング言語とオブジェクト指向 API を使用して、Kubernetes アプリケーションと再利用可能な抽象化を定義するためのソフトウェア開発フレームワークです。今回、新たに CDK for Kubernetes Plus(CDK8s+)が一般利用開始になり、豊富でシンプルな API が公開されました。詳細はブログ記事をご覧ください。

 

ネットワーキングとコンテンツ配信

  • AWS Fault Injection Simulator がネットワーク接続の中断をサポート
    AWS Fault Injection Simulator(FIS)がネットワーク接続の中断イベントをサポートするようになりました。すべてのトラフィックの中断、特定の AZ との通信断、VPC、カスタムプリフィックスリスト、サービスに対する通信途絶などの中断イベントを FIS の検証に組み込めるようになりました。

ストレージ

データベース

 

  • Amazon Aurora が Amazon S3 へのエクスポートをサポート
    Amazon Aurora が S3 に対してスナップショットを作成することなく、Apache Parquet 形式で直接エクスポートできるようになりました。S3 にデータをエクスポートしても、データベースのパフォーマンスへの影響はありません。

 

その他

 

  • Amazon QuickSight の Dataset-as-a-Source で Row Level Security (RLS)が利用可能に
    Amazon QuickSight の Dataset-as-a-Source で新たに行レベルセキュリティ(RLS)に機能が追加されました。従来 RLS が有効になっている場合、親データセットから子データセットの作成はできませんでしたが、今回の機能追加で、親データセットから継承された RLS ルールを使用して子データセットを作成できるようになりました。

 

以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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