Weekly AWS アップデート情報 - 2022/11/22~AWS Controllers for Kubernetes(ACK) for Amazon EC2 が一般利用開始~

2022年11月22日掲載

キービジュアル

皆さま、こんにちは。大塚 清です。

先週 (2022/11/14- 2022/11/20) の主な AWS アップデート情報をお送りいたします。

目次

今週の注目アップデート

コンピューティング

コンテナ

ネットワーキングとコンテンツ配信

  • Amazon NAT Gateway で VPC 内のプライベート IP アドレスを選択可能に
    Amazon NAT Gateway で NAT を行うときに利用する VPC 側のプライベート IP アドレスを自分で選択できるようになりました。これにより、サブネットから NAT ゲートウェイの特定のプライベート IP アドレスを選択し、その特定の IP アドレスをパートナー ネットワークで許可リストに登録できます。

 

  • Amazon CloudFront が JA3 フィンガープリントヘッダーをサポート
    Amazon CloudFront が JA3 フィンガープリントヘッダ(Cloudfront-viewer-ja3-fingerprint)をサポートするようになりました。これを利用するカスタムロジックを実装することで、悪意のあるクライアントをブロックしたり、意図したクライアントからの要求のみを許可したりできます。

ストレージ

  • Amazon S3 へのアクセスに ACL が利用されたログを出力できるように
    Amazon S3 でアクセス時に ACL(Access Control List)が利用された情報をログに出力可能になりました。ACL で許可されたログを識別できるようになり、IAM によるアクセス制御に統一することが容易になりました。現在、Amazon S3 のユースケースの大部分は ACL を必要としなくなり、代わりに IAM ポリシーでより安全かつスケーラブルに実現されています。その為、ACL を無効にし IAM ポリシーに移行することを推奨されています。
     

データベース

  • Amazon ElastiCache の Redis Cluster で IAM 認証をサポート
    Amazon ElastiCache で Redis Cluster への接続の際に IAM による認証のサポートを開始しました。IAM を使用することで、IAM ユーザとロールを ElastiCache for Redis ユーザに関連付け、クラスターアクセスを管理できます。
     

分析

  • Amazon OpenSearch Service が OpenSearch 2.3 をサポート
    Amazon OpenSearch Service で OpenSearch と OpenSearch Dashboards のバージョン 2.3 をサポートするようになりました。機械学習 (ML) コモンズ ライブラリへの新しいアルゴリズム、集計の改善、マップの視覚化の改善、アラート、異常検出などのいくつかの機能が追加されています。
     

Machine Learning

  • Amazon Healthlake Imaging のプレビュー開始
     Amazon Healthlake で、医療画像を扱う機能 Healthlake Imaging がプレビュー開始になりました。HealthLake Imaging を使用すると、ペタバイト規模で医療画像を簡単に保存、アクセス、分析できるようになります。詳細はブログ記事をご覧ください。

IoT

  • AWS IoT TwinMaker の Knowledge Graph が一般利用開始
    AWS IoT TwinMaker の Knowledge Graph が一般利用開始になりました。この新機能により、さまざまなデータ ソースからデータをコンテキスト化して、実世界のシステムについての分析や洞察を手助けします。

その他

  • AWS Proton でプロビジョニングに AWS CDK をサポート
    AWS Proton でテンプレートからインフラストラクチャをプロビジョンする際にカスタムコマンドを指定できるようになり、AWS クラウド開発キット (CDK) を使用して定義されたテンプレートや、Proton を介したその他のテンプレートおよびプロビジョニング ツールを利用できるようになりました。
     
  • Amazon MQ が RabbitMQ バージョン 3.10 をサポート
    Amazon MQ で RabbitMQ のバージョン 3.10 がご利用頂けるようになりました。RabbitMQ 3.10 では、クラシック キュー (CQv2)の最新バージョンのサポートがデフォルトで有効になり、メモリとパフォーマンスが改善されました。
     

 

以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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