ソフトバンクのエンジニアアウトプット活動 2022

社外向けのテック勉強会 SB Tech Nightを立ち上げ

まずはじめたのは、SB Tech Nightという社外向けのテック勉強会の開催です。まずは発表する場を作る、場があるから発表する準備をするというイベントドリブンなアウトプット活動を進めました。当初はラフな勉強会で良いから定期的にやろうよという軽いノリではじめました。それが、2021年4月のことでした。

当時は、SBクラウドというソフトバンクのグループ会社にいたので、比較的小規模な範囲での活動でしたが、2021年10月にSBクラウドがソフトバンクに合流することになりました。これが、SB Tech Night がソフトバンク社内の勉強会として活動範囲が広がる転機となったのです。

過去のSB Tech Night 開催テーマ

最初は「3か月に1回出来れば良いよなぁ」と思ってはじめた勉強会でしたが、幸いなことに、多くの発表したいよという反応をいただいて、2か月に1回の頻度で開催をすることができました。そんなテックナイトの開催テーマを振り返ってみます。

社内勉強会の立ち上げ

社外向けのテック勉強会を先に立ち上げましたが、そもそも、社内での技術情報の流通という意味では、まだ盛り上がっていませんでした。

社外に発表する会があるんだけど、そもそも社外には発表できない内容や、慣れてないから社内で発表の練習したい、社内向けのイベントをやりたいと言った声があがりました。

そこで、2022年3月に立ち上げたのが社内勉強会 「テクシバ」です。ソフトバンクの本社がある竹芝と、テクノロジーを掛けた造語です。これは、第1回の社内勉強会でワークショップを行ってみんなで決めました。

これまで4回開催していて、通常回と、若手を中心としたNext Gen（次世代）が発表する回の2種類を開催しています。

Next Gen(次世代）を開催する想いを少し語りたいと思います。大きく2つの想いがあります。

一つ目として、社内勉強会は、経験の豊富なエンジニアが発表をすることが多くなりがちですが、それはそれでは勉強にはなるけど、それだけじゃつまらない！次の世代の人に情報発信に慣れてもらいたいですし、次世代の若い感性で感じた話を聞きたい！と思うからです。

2点目として、入社して間もない方は社内のネットワークも無いので、自身から発表することで仲間を作りやすくなるというメリットがあるからです。

こういう想いで、2種類の回を開催しています。

まとめ

これからは、外部向け勉強会の「SB Tech Night」、外部向けのブログメディア「クラウドテクノロジーブログ」「社内向け勉強会「テクシバ」などの運営を通じて技術情報をアウトプットするという文化を少しずつ社内で啓蒙・浸透をさせていきたいと考えてます。

テクシバを数回やった結果、共通の話題で会話したいという部署を超えたデマンドが生まれて、社内のSlackではいくつかの技術チャンネルが生まれました。まだまだ、小さな一歩ですが、こういった活動を通じて、社内の技術情報流通が活性化し会社全体の技術力の向上や、新しい事業開発などに繋がっていければと考えています。

ボトムアップな活動ですが、それを認めてくれる上司、同僚、仲間に感謝しつつ、一歩一歩活動を続けていきたいと思っています。

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それでは、ソフトバンク Advent Calendar 2022 の 4日目にバトンを渡します。住吉さんよろしくお願いします。