Weekly AWS アップデート情報 - 2023/1/24～EC2のメトリクスで ConnTrack 使用率を取得可能に～

• AWS Network Firewall が IPv6 をサポート
  AWS Network Firewall が IPv6 をサポートし、IPv4 とのデュアルスタック構成のサブネットを利用できるようになりました。パブリックなインターネットやオンプレミスのネットワーク、VPC 内のエンドポイントなどに対するトラフィックフローをフィルタリングできます。

コンテナ

• Amazon ECS が新しいコンソールエクスペリエンスを発表
  Amazon ECS ですべてのユーザが新しいコンソールを利用できるようになりました。新しいコンソールは、コンテナ化されたアプリケーションのデプロイ、負荷分散、ネットワーク、およびモニタリングの構成が容易になります。

ネットワーキングとコンテンツ配信

• AWS Fault Injection Simulator のターゲットリソースの上限を引き上げ
  AWS Fault Injection Simulator(FIS)で AWS Service Quotas を使用してリソース数の上限を引き上げることが可能になりました。以前は最大 5 つのリソースを FIS アクションの対象としていましたが、例えば EC2 インスタンスの停止であれば、同時に 200 インスタンスが停止できます。

データベース

• Amazon ElastiCache が Memcached 1.6.17 をサポート
  Amazon ElastiCache for Memcached で Memcached バージョン 1.6.17 のサポートが追加されました。Memcached 1.6.17 の改善点やバグ修正の情報についてはリリースノートをご覧ください。

分析

• Amazon EMR Serverless でアカウントごとの vCPU ベースのサービス上限を発表
  Amazon EMR Serverless で アカウントごとの最大同時 vCPU 数によるサービス上限を設定できるようになりました。アプリケーションがリージョン内でスケールアップできる合計 vCPU 数の上限を設定できます。

その他

• Amazon Corretto の 四半期ごとの更新を公開
  OpenJDK ディストリビューションである Amazon Corretto 長期サポート(LTS)バージョンの四半期ごと(1 月分)のセキュリティおよび重要な問題の更新がされました。今回更新された Correttoのバージョンは 19.0.2/17.0.6/11.0.18/8u362になります。
• Amazon Connect で長時間の持続的なチャットセッションを可能に
  Amazon Connect で、顧客に対する長時間の持続的なチャットによる問い合わせ対応が可能になりました。以前のやりとりを引き継いでチャットを再開できるようになります。
• AWS Marketplace のコンソールでプライベートオファーページを発表
  AWS Marketplace の Web コンソールに新しいプライベートオファーページが発表されました。今回のリリースにより、顧客はプライベートオファーの内容や期限などを簡単に確認できるようになりました。
  

以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

関連サービス