Weekly Azure アップデート情報 - 2023/2/7 ~5GB の Put Blob が一般提供開始~

2023年2月7日掲載

キービジュアル

皆さま、こんにちは。

先週 (2023/1/27 - 2023/2/2) の主な Azure アップデート情報をお送りいたします。

目次

今週の注目アップデート

Azure Storage は、5 GB の Put Blob の一般提供を発表しました。 これにより、Put Blob の最大サイズを 256 MiB から 5000 MiB に増やしながら、以前の制限の 20 倍近くの Put Blob のアップロードが可能になります。

コンピューティング

App Service で Azure ストレージ ファイル共有を Windows コード (コンテナー以外) のネットワーク共有としてマウントする機能が一般提供されました。

ネットワーキングとコンテンツ配信

Application Security Groups (ASG) のプライベート エンドポイントのサポートが一般提供されました。この機能強化により、プライベートエンドポイント ネットワークインターフェースに ASG を接続することで、既存の Network Security Group (NSG) 規則の上にきめ細やかな制御を追加できます。

ストレージ

階層化に伴う BLOB 型の変換が、PowerShell、CLI、および AzCopy でサポートされるようになりました。Azure Storage にはさまざまなアクセス階層があり、使用状況に応じて最も費用対効果の高い方法で BLOB データを保存できます。Azure Storage のアクセス層は、ブロック BLOB のみをネイティブにサポートしています。追加 BLOB またはページ BLOB の格納コストを節約する必要がある場合は、それらをブロック BLOB に変換し、アクセスパターンに基づいて最もコスト効率のよい階層に移動させることができます。

その他

間接エンタープライズ契約 (EA) のお客さまは、Azure ポータルのコスト管理と課金から直接、課金アカウントをシームレスに管理できるようになりました。部門、アカウント、サブスクリプションに関するすべての関連情報を 1 か所で利用できるようになりました。また、間接的なEA登録に関連するプロパティの表示やポリシーの管理も可能です。

Azure Chaos Studio パブリック プレビューでは、いくつかの新機能と更新があります。

・VNet インジェクションを使用すると、Chaos リソース プロバイダーはコンテナー化されたワークロードを VNet に挿入して、パブリックエンドポイントなしでリソースにアクセスできるようになります

・ダイナミック ターゲティングが利用可能になりました

・Chaos Studio でサービスタグが有効になりました

・VMSS シャットダウン 2.0

・Key Vault 証明書に関連する新しいエラーを使用できます

 

 

今週のアップデートは以上です。

今後も定期的に Microsoft Azure の情報をお知らせしていきますので、ご期待ください。

関連サービス

Microsoft Azure

Microsoft Azureは、Microsoftが提供するパブリッククラウドプラットフォームです。コンピューティングからデータ保存、アプリケーションなどのリソースを、必要な時に必要な量だけ従量課金で利用することができます。

MSPサービス

MSP(Managed Service Provider)サービスは、お客さまのパブリッククラウドの導入から運用までをトータルでご提供するマネージドサービスです。

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