Weekly Google Cloud アップデート情報 2023/5/15 ～Cloud Run：コンテナのヘルスチェックの失敗を記録することが可能に～

API 管理

Apigee Hybrid

• v1.8.7がリリース開始

2023年5月8日、Apigee hybrid softwareのアップデート版v1.8.7をリリースしました。

・アップグレードの詳細については、「Apigee ハイブリッドのバージョン 1.8 へのアップグレード」をご参照ください。

・新規インストールをされる場合については、「全体像」をご参照ください。

コンピューティング

Batch

• ドキュメントの更新

Batch上でNextflowのパイプラインを実行する方法を説明するドキュメントが追加されました。

詳細については「Orchestrate jobs by running Nextflow pipelines on Batch」をご参照ください。

コンテナ

Google Kubernetes Engine

• 2023-R10バージョンが利用可能に

GKEの新しいバージョンが利用可能になりました。

新しいGKEのバージョンは新しいクラスタ、および既存のクラスタのオプトイン コントロール プレーンのアップグレードとノードのアップグレードで使用できるようになりました。

詳細については「GKE のバージョニングとサポート」「アップグレード」をご参照ください。

データ分析

Dataproc

• 管理者インターフェースが一般利用可能に

管理者インターフェースは一般利用可能（GA）になりました。

GAリリースでは、Hive テーブルのプロパティを変更するためのサポートが追加されました。

データベース

AlloyDB for PostgreSQL

• columnar エンジンでデータ型のカラムをサポート開始

columnar エンジンが json および jsonb データ型のカラムをサポートするようになりました。

デベロッパーツール

Cloud Workstations

• 新機能のサポート開始

新しいリリースでは、以下の機能をサポートするようになりました。

・me-west1リージョンのAPIとgcloud

・GPUのAPI (プレビュー版)

・Terraform (プレビュー版)

・Posit Workbench（RStudio Proを含む）統合 (プレビュー版)

・Cloud Workstations APIのBeyondCorp Enterprise統合 (プレビュー版)

ハイブリッド クラウドとマルチクラウド

Cloud Build

• リソース ロケーションの制限機能が一般利用可能に

組織ポリシーサービス制約を使用して、Cloud Buildのビルド、トリガー、およびリポジトリの作成を特定の場所に制限できるようになりました。

この機能は一般利用可能（GA）です。

詳細については「リソース ロケーションの制限」をご参照ください。

Looker

• Explore Visualizations Labsが一般提供開始

新機能「Explore Visualizations Labs」が一般提供開始されました。

Exploreページ、Look、埋め込まれたLookまたはExplore、ダッシュボードタイルの編集ウィンドウには、ダッシュボードタイルに表示されるものと同じスタイルのファネルチャート、タイムライン、単一値、およびテーブルビジュアライゼーションが表示されるようになりました。

さらに、Explore にドリルダウンしたときに表示されるドリル オーバーレイは、Look に表示されるスタイルではなく、ダッシュボードに表示されるドリル オーバーレイのスタイルと一致します。

セキュリティと ID

Chronicle

• デフォルトパーサの変更点

サポートされているデフォルトパーサが変更されました。

詳細については「Supported default parsers」をご参照ください。

Identity Platform

• Firebase App Checkがプレビュー版で利用可能に

Firebase App Checkはプレビュー版で利用可能になりました。

サーバレスコンピューティング

App Engine standard environment Node.js

• Node.js 20ランタイムのプレビュー版で利用可能に

App Engine標準環境向けNode.js 20ランタイムのプレビュー版が利用可能になりました。

Cloud Functions

• Node.js 20ランタイム プレビュー版のサポート開始

Cloud Functionsは、プレビューリリースレベルでNode.js 20ランタイムをサポートするようになりました。

Workflows

• 必要なロギングのレベルを指定することが可能に

ワークフロー定義だけでなく、ワークフローの実行にもコールロギングを適用し、必要なロギングのレベルを指定することができます。

実行ログレベルは、実行ログレベルが指定されていない限り、どのワークフロー ログレベルよりも優先されます。

今週のアップデートは以上です。

関連サービス