Weekly Google Cloud アップデート情報 - 2023/8/21 ～Security Command Center：
新アセットが一般提供開始～

AI と機械学習

Dialogflow

• システムエンティティに一致する日付と時刻の値をサポート
  Dialogflow CXは、@sys.date、@sys.date-time、および@sys.timeシステムエンティティに一致する曖昧なエンドユーザ入力に対して、過去、未来、および部分的な日付と時刻の値をサポートするようになりました。

API管理

Apigee X

• バージョン更新
  2023 年 8 月 14 日に、Apigee X の更新バージョンをリリースしました。

データ分析

BigQuery

• BigQueryのGoogle Cloudリージョンの料金変更
  2023年9月15日より、BigQueryのGoogle Cloudリージョンから、同じ大陸内にある別のGoogle Cloudリージョンへのnetwork egress および異なる大陸間のnetwork egress に料金が適用されます。
  詳細については「BigQuery Network Egress Traffic Pricing Charges Announcement」をご参照ください。

  Dataproc

• 新しいDataproc Serverless Templatesを追加
  バッチワークロード作成用の新しいDataproc Serverless Templatesが追加されました。
  追加されたサービスは以下の通りです。

・Cloud Spanner to Cloud Storage
・Cloud Storage to JDBC
・Cloud Storage to Cloud Storage
・Hive to BigQuery
・JDBC to Cloud Spanner
・JDBC to JDBC
・Pub/Sub to Cloud Storage

Dataflow

• Dataflow の費用のモニタリングが一般提供開始
  Dataflow の費用のモニタリングの一般提供が開始されました。

SAP on Google Cloud

• Agent for SAPのバージョン2.5が一般提供開始
  Google CloudのAgent for SAPのバージョン2.5の一般提供が開始されました。このバージョンでは、Workload Manager検証用のSAP HANAデータベースメトリクスの収集が導入され、プロセスモニタリングメトリクスの収集に関するバグ修正が含まれています。
  詳細については「Google Cloud の SAP 用エージェントの最新情報」をご参照ください。

データベース

Cloud Spanner

• 長時間実行される操作の進行状況を確認できるように
  Cloud Spannerでは、バックアップ、リストア、スキーマ更新など、長時間実行される操作の進行状況を確認できるようになりました。この機能は一般提供されています。
  そ詳細については「Check the progress of a long-running schema update operation」および「Check the progress of a long-running backup or restore operation」をご参照ください。
  

デベロッパーツール

Container Registry

• Container Registry のストレージバケットを公開設定できなくなりました
  Container Registry のストレージバケットをGoogle Cloud Console から公開設定できなくなりました。詳細については「イメージへの公開アクセスの構成」をご参照ください。

Config Controller

• Config Controllerで使用されているバージョン製品
  Config Controller は現在、以下のバージョンの製品を使用しています。
  ・Config Connector v1.107.0
  ・Anthos Config Management v1.15.3

医療とライフサイエンス

Cloud Healthcare API

• 四種類の条件付きFHIRメソッドが一般利用可能に
  以下の条件付きFHIRメソッドは、FHIR識別子検索パラメータを使用して
  一般利用可能になりました。
  ・fhir.create FHIR標準の条件付き作成
  ・fhir.conditionalDelete
  ・fhir.conditionalPatch
  ・fhir.conditionalUpdate

管理ツール

Carbon Footprint

• バージョン更新
  Carbon モデルがバージョン9に更新されました。
  

ネットワーキング

Cloud Load Balancing

• トラフィックのロードバランシングをサポート（プレビュー版）
  リージョナルアプリケーションロードバランサとリージョナルプロキシネットワークロードバランサがGoogle Cloud 外の外部バックエンドへのトラフィックのロードバランシングをサポートするようになりました。ロードバランサの外部バックエンドを定義するには、地域のインターネットネットワークエンドポイントグループ (NEG) を使います。
  詳細については、以下をご参照ください。
  ・インターネットNEG の概念
  ・外部バックエンドを持つ地域内アプリケーション・ロードバランサをセットアップする
  ・地域の内部プロキシネットワークロードバランサと外部バックエンドのセットアップ
  
  

Virtual Private Cloud

• ロードバランサ構成に基づく公開サービスへアクセス
  グローバルアクセスを有効にしたプライベートサービスコネクトのエンドポイントは、以下のロードバランサ構成に基づく公開サービスにアクセスできます。
  ・グローバルアクセスを有効にした内部アプリケーションロードバランサ
  ・グローバルアクセスを有効にした地域内部プロキシネットワークロードバランサ

運用

Cloud Logging

• テキスト検索の動作変更
  単純なテキスト検索の動作が変更されました。パフォーマンスを向上させるため、検索語句を二重引用符で囲まない場合、検索機能が自動的に呼び出されるようになりました。
  

Cloud Monitoring

• Opsエージェントのバージョン2.37.0でOpenTelemetryプロトコル（OTLP）レシーバが一般提供開始
  Opsエージェントのバージョン2.37.0では、OpenTelemetryプロトコル（OTLP）レシーバが一般提供されました。このレシーバを使用して、OpenTelemetry SDKを使用して記述されたアプリケーションからカスタムメトリクスとトレースを収集できます。
  詳細については「OTLP 指標とトレースを収集する」をご参照ください。

Cloud Trace

• Opsエージェントのバージョン2.37.0でOpenTelemetryプロトコル（OTLP）レシーバが一般提供開始
  Opsエージェントのバージョン2.37.0では、OpenTelemetryプロトコル（OTLP）レシーバが一般提供されました。このレシーバを使用して、OpenTelemetry SDKを使用して記述されたアプリケーションからカスタム・トレースとメトリックを収集できます。
  詳細については「Ops エージェントを使用して OTLP トレースを収集する」をご参照ください。
  

セキュリティと ID

VPC Service Controls

• VPC Service ControlsがバックアップとDRサービスと統合
  ・バックアップとDRサービス

サーバレスコンピューティング

App Engine standard environment Go

• Go 1.21が公開されました（プレビュー版）
  ・Go 1.21

Cloud Functions

• Google Cloudコンソールでデプロイ前のテストが可能に（プレビュー版）
  Cloud Function をデプロイする前に、Google Cloud コンソールでテスト
  することができるようになりました。

今週のアップデートは以上です。

関連サービス