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2023年11月16日掲載
皆さま、こんにちは。
先週 (2023/11/3 - 2023/11/9) の主な Google Cloud(旧GCP)のアップデート情報を紹介します。
Vertex AI の Generative AI では、次の安定したモデルバージョンが利用可能になりました。
・textembedding-gecko@002
・textembedding-gecko-multilingual@001
モデル バージョンの詳細については、「モデルのバージョンとライフサイクル」をご参照ください。
Dialogflow CX にヘブライ語の新しい言語コード「he-il」が追加されました。
サポートされている機能については、「Language reference table」をご参照ください。
ヘブライ語コード「iw」は現在非推奨となっているため、新しいエージェントは he-il 言語コードを使用する必要があります。 既存のエージェントは言語コード「iw」を引き続き利用することができ、動作しますが、サポートされる機能のリストは拡張されません。
2023 年 11 月 13 日以降、スピーカー en-US-Studio-M は利用できなくなります。
en-US-Studio-M に送信された全てのリクエストは、スピーカー en-US-Studio-Q にルーティングされます。
なお、変更に伴う利用ユーザ側で対処の必要はありません。
Cloud Text-to-Speech で en-GB Studio 音声( en-GB-Studio-B、en-GB-Studio-C)が提供されるようになりました。
2023 年 11 月 07 日に公開された Contact Center AI Platform のリリースノートは「リリース3.4」に関する内容です。
Contact Center AI Platformのリリースノートは「Contact Center AI Platform release notes」をご参照ください。
Configurable API Proxy (Preview) 機能がまもなく停止されます。
2023 年 11 月 10 日以降、プレビュー機能は利用できなくなります。
詳細については、「構成可能な API プロキシ (プレビュー版) の非推奨について」をご参照ください。
リージョン永続ディスク ボリュームのレプリカ リカバリ チェックポイントは、完全にレプリケートされたディスクの最新のクラッシュ コンシステントな時点を表します。
完全にレプリケートされていないディスクの場合は、チェックポイントを使用して、不完全なゾーン レプリカからディスク スナップショットを作成できます。
これらのスナップショットを作成して使用すると、不完全なレプリカが追いつく前に同期されたレプリカがダウンするといった、稀に発生するシナリオでディスク データを回復できます。
詳細については、「Regional Persistent Disk replica recovery checkpoint」と、「リージョン永続ディスクのフェイルオーバー」をご参照ください。
Cloud Tensor Processing Unit(TPU)v5e は、GKE バージョン 1.27.2-gke.2100 以降を実行しているクラスタで一般提供されるようになりました。
TPU v5e は、中規模および大規模なトレーニングと推論に必要なコスト効率とパフォーマンスを実現することを目的として構築されています。
TPU v5e は、Cloud TPU v4 と比較して、LLM および Gen AI モデルについて 1 ドルあたり最大 2 倍のトレーニング パフォーマンスと、1 ドルあたり最大 2.5 倍の推論パフォーマンスを実現します。
TPU v5のコストはTPU v4の半分以下であるため、より多くの組織がより大規模で複雑なAIモデルをトレーニングし、導入することが可能になります。
時系列予測のための以下の BigQuery ML 機能が一般提供が開始されました。
・予測値が指定された範囲内に収まるようにされます
CREATE MODEL文の FORECAST_LIMIT_LOWER_BOUND とFORECAST_LIMIT_UPPER_BOUND のオプションで、モデルが返す予測値の下限と上限を設定することができます。
詳細については、「Limit forecasted values for a time series model」をご参照ください。
・Custom holiday modeling
- CREATE MODEL 構文を使用すると、時系列モデルの Custom holiday modeling を指定することができます。
- ML.HOLIDAY_INFO 関数は、ARIMA_PLUS または ARIMA_PLUS_XREG 時系列予測モデルによってモデル化されている祝日のリストを返します。
- 更新された ML.EXPLAIN_FORECAST 関数には、モデルに含まれる各祝日の祝日効果の説明が含まれます。
詳細については、「時系列予測モデルでカスタム休日を使用する」のチュートリアルでお試しください。
ワークフロー テンプレート CMEK (顧客管理暗号鍵) がリリースされました。
この機能を使用して、ワークフロー テンプレートのジョブ引数にCMEK 暗号化を適用することができます。
例えば、この機能を有効にすると、ワークフロー テンプレートの SparkSQL ジョブのクエリ文字列は CMEK を使用して暗号化されます。
下記の変更、修正、機能が更新されます。
・Looker(オリジナル)のデプロイ開始予定日:2023年11月13日(月)
・Looker (オリジナル) の最終デプロイとダウンロードの可能予定日:2023年11月30日(木)
・Looker (Google Cloud core) のデプロイ開始予定日:2023年11月13日(月)
・Looker (Google Cloud core) の最終デプロイ予定日:2023年12月05日(火)
Cloud Bigtable アプリ プロファイルでは、リクエストの優先順位を構成して、特定のワークロード データ リクエストを他のリクエストよりも優先できるようになりました。
この機能はプレビューで利用できます。
Cloud Spanner は、GoogleSQL-dialect データベースでプログラミング言語「Go」のORM、GORM をサポートするようになりました。
詳細については、 「Spanner を gorm ORM と統合する」をご参照ください。
カスタム ドメイン のサポートは、gcloud CLI と REST API を通じてプレビュー で利用可能になります。
ワークステーションにアクセスするには、デフォルトの cloudworkstations.dev ドメインを使用するのではなく、信頼できるカスタム ドメインを指定できます。
Anthos clusters on bare metalでは以下の通り、機能が変更されました。
・トラブルシューティングを改善するために、InventoryMachine リソースに NODEPOOL-NAME、NODEPOOL-NAMESPACE、および STATUS 列が追加されました。
・「bmctl backup」操作のハードコードされたタイムアウト値が削除されました。
このリリースにより、 Distributed Cloud Edge に以下の変更が加えられました:
・ローカル コントロール プレーン クラスターのクラスター ソフトウェア バージョンのアップグレード
ローカル コントロール プレーン クラスター上で、バージョン 1.5.1 以降の Distributed Cloud Edge ソフトウェアの特定のバージョンへのソフトウェア バージョン アップグレードをトリガーできるようになりました。
この機能は、クラウド コントロール プレーン クラスターでは使用できませんので、ご注意ください。
詳細な手順については、「Upgrade the software version of a local control plane cluster」をご参照ください。
・ローカル コントロール プレーン クラスターのクラスター ソフトウェア バージョンの固定
バージョン 1.5.0 以降では、ローカル コントロール プレーン クラスターを Distributed Cloud Edge ソフトウェアの特定のバージョンに固定できるようになりました。
特定のバージョンに固定されたクラスターは、新しい分散クラウド ソフトウェアが利用可能になったときに自動的にアップグレードされません。
この機能は、クラウド コントロール プレーン クラスターでは使用できません。
詳細な手順については、「Create a cluster」をご参照ください。
・クラスターのステータス
gcloudedge-cloudcontainerdescribe コマンドは、Distributed Cloud Edge クラスターの動作ステータスを返すようになりました。
Network Connectivity Center を使用した VPC ネットワークの接続の一般提供が開始されました。 この機能により、スポークとして表される2つ以上のVPCネットワークを、同じプロジェクト内または別のプロジェクト内のハブに接続して、完全なメッシュ接続を実現できます。
接続性テストでは、Network Connectivity Center を使用した VPC ネットワークへの接続をサポートするようになりました。
この機能により、スポークとして表される2つ以上のVPCネットワークを、同じプロジェクト内または別のプロジェクト内で接続して、完全なメッシュ接続を実現できます。
厳選された kube 状態メトリクスのセットの一般提供が開始されました。
GKEクラスタのObservabilityタブからこのメトリクスパッケージを有効化することができます。
また、 メトリクスを有効にする前に利用可能なチャートとメトリクスをプレビューすることができます。
詳細については、「パッケージ: Kube 状態指標」をご参照ください。
組織のポリシーが分析可能に(プレビュー版)
Google Cloud コンソールを使用して、「組織のポリシー」を分析できるようになりました。
この機能はプレビューで利用可能です。
Storage Transfer Service は、Cloud Storageへ転送時、転送エージェントの動作が更新されました。
Cloud Functions は、デプロイ時のセキュリティ更新 (第 1 世代および第 2 世代) と完全自動セキュリティ更新 (第 1 世代のみ) をサポートするようになりました。
詳細については、「Execution environment security」をご参照ください。
以前までは、Autoclass 機能を新しいバケットの作成時にのみ有効にすることができましたが、既存のバケットに対しても有効化できるようになりました。
なお、既存のバケットで Autoclass を有効にすると、追加料金が発生しますので、ご注意ください。
今週のアップデートは以上です。
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