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2023年11月29日掲載
皆さま、こんにちは。
先週 (2023/11/17 - 2023/11/23) の主な Google Cloud(旧GCP)のアップデート情報を紹介します。
新しく改良された Vertex AI Feature Store の機能が利用可能に
新しく改良された Vertex AI Feature Store で以下の機能が一般提供されました。
・Feature Registry:
機能グループと機能を作成して、BigQuery に機能データ ソースが登録できます。詳細については、「Create a feature group」および「Create a feature」をご参照ください。
・Cloud Bigtable online serving:
1 つ以上の BigQuery データ ソースから機能が提供されます。 Cloud Bigtable online serving を設定するには、オンライン ストア インスタンスと呼ばれるオンライン サービス クラスタを定義し、オンライン ストア インスタンス内にフィーチャ ビューを作成します。
以下の機能はプレビュー段階です。
・最適化されたオンライン サービスにより、超低遅延で機能を提供。
・オンライン ストア内のフィーチャ ビューでデータが同期。
・リアルタイムの提供のためにベクトル埋め込みの取得。
詳細については、「About Vertex AI Feature Store」をご参照ください。
更新バージョンのリリース
2023 年 11 月 17 日に、Apigee Hybrid ソフトウェアの更新バージョン v1.11.0 がリリースされました。
なお、アップグレードの詳細については、「ハイブリッドのバージョン 1.11.0 へのアップグレードの概要」をご参照ください。
また、新規インストールの詳細については、「全体像」をご参照ください。
(2023-R24) バージョンが更新されました
以下のバージョンが Rapid チャネルで利用できるようになりました。
・1.24.17-gke.2230000
・1.24.17-gke.2266000
・1.25.15-gke.1083000
・1.25.15-gke.1115000
・1.26.10-gke.1073000
・1.26.10-gke.1101000
・1.27.7-gke.1088000
・1.27.7-gke.1121000
・1.28.3-gke.1118000
・1.28.3-gke.1203000
以下のバージョンは、Rapid チャネルでは利用できなくなりました。
・1.24.17-gke.2198000
・1.24.17-gke.2211000
・1.25.15-gke.1033000
・1.25.15-gke.1049000
・1.26.10-gke.1024000
・1.26.10-gke.1038000
・1.27.7-gke.1038000
・1.27.7-gke.1056000
・1.28.3-gke.1098000
・Rapid チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.23 からバージョン 1.24.17-gke.2230000 にアップグレードされます。
・Rapid チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.24 からバージョン 1.25.15-gke.1115000 にアップグレードされます。
・Rapid チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.25 からバージョン 1.26.10-gke.1073000 にアップグレードされます。
・Rapid チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.26からバージョン 1.26.10-gke.1073000 にアップグレードされます。
・Rapid チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.28 からバージョン 1.28.3-gke.1118000 にアップグレードされます。
サブマイナーイメージバージョンの追加
Detaproc on Compute Engine で以下の新しいサブマイナーイメージバージョンが追加されました。
・2.0.84-debian10、2.0.84-rocky8、2.0.84-ubuntu18
・2.1.32-debian11、2.1.32-rocky8、2.1.32-ubuntu20、2.1.32-ubuntu20-arm
Java ストレージ クライアント プロパティの追加
最新の Dataproc on Compute Engine 2.1 イメージ バージョンの Flink コンポーネントに、以下の Java ストレージ クライアント プロパティが追加されました。
・ gs.retry.max.attempts:再試行の最大回数を設定するプロパティ
・ gs.retry.total.timeout:合計再試行タイムアウトを設定するプロパティ
NVIDIA® L4 および NVIDIA® A100 80 GB GPU タイプをサポートするように
Dataflow は、NVIDIA® L4 および NVIDIA® A100 80 GB GPU タイプをサポートするようになりました。詳細については、「Dataflow での GPU のサポート」をご参照ください。
Python 3.11 が使用されるように
2024 年 1 月から 2024 年 4 月までの間に、新しく作成された Cloud Composer 2 環境では Python 3.11 の使用が開始されます。この変更後、Python 3.8 は Cloud Composer の新しいバージョンで使用できなくなります。また、既存の Cloud Composer 2 環境をアップグレードすると、Python バージョンも Python 3.11 に変更されます。
なお、Python 3.11 の提供時期は 2024 年 1 月に発表される予定です。
Cloud Composer 1 環境を作成できるように
2023 年 12 月 1 日以降、europe-central2、northamerica-northeast1、us-west1、us-west2 リージョンでは、すでに Cloud Composer 1 環境があるプロジェクトでのみ新しい Cloud Composer 1 環境を作成できるようになりました。
これらのリージョン内の他の全ての既存プロジェクトまたは新規作成プロジェクトでは、Cloud Composer 2 環境のみを作成できます。この変更は、以前に通知され、 「 Cloud Composer のバージョニングの概要」で説明されているように、Cloud Composer 1 のサポート終了に向けた準備の一部です。
エミュレータのサポートが一般提供開始
PostgreSQL 言語に対する Cloud Spanner エミュレータのサポートの一般提供が開始されました。エミュレータの詳細については、「Cloud Spanner をローカルでエミュレートする」をご参照ください。
マイナー バージョン 8.0.35 をサポートするように
Cloud SQL for MySQL はマイナー バージョン 8.0.35 をサポートするようになりました。既存のインスタンスを新しいバージョンにアップグレードするには、「データベースのマイナー バージョンをアップグレードする」をご参照ください。
SSL/TLS 暗号化をサポートするように
Datastream は、クライアント証明書を必要としない PostgreSQL ソースへの接続に対して SSL/TLS 暗号化をサポートするようになりました。
Anthos clusters on VMware 1.14.10-gke.35 が利用可能に
Anthos clusters on VMware 1.14.10-gke.35 が利用可能になりました。アップグレードするには、「GKE on VMware のアップグレード」をご参照ください。
Anthos clusters on VMware 1.14.8-gke.37 は、Kubernetes v1.25.13-gke.200 上で実行されます。
コネクタ イベント トリガーが利用可能に(プレビュー)
以下のコネクタ イベント トリガーがプレビュー版で利用可能になりました。
・IBM MQ trigger
・Rabbit MQtrigger
新しい総合のサポート(プレビュー)
以下の統合VPC Service Controlsは以下の総合をサポートするようになりました。なお、この統合は現在プレビュー段階です。
・Webセキュリティスキャナ
今週のアップデートは以上です。
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