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2023年12月12日掲載
皆さま、こんにちは。
先週 (2023/12/01 - 2023/12/07) の主な Google Cloud(旧GCP)のアップデート情報を紹介します。
Cloud TPU は TensorFlow 2.14.1 をサポートするようになりました。詳細については、「TensorFlow 2.14.1」をご参照ください。
2023 年 12 月 1 日に、Apigee ハイブリッド ソフトウェアの更新バージョン v1.10.3-hotfix.4 がリリースされました。ホットフィックスをインストールするには、「Apigee ハイブリッドのバージョン 1.10 へのアップグレード」の手順をご参照ください。新規インストールの詳細については、「全体像」をご参照ください。
なお、このホットフィックスは、apigee-hybrid-cassandra および apigee-operator コンテナ イメージをインストールします。他の全てのコンテナ イメージは、Hybrid v1.10.3-hotfix.3 から変更されていません。
このリリースでは、動的に構成されたエンドポイントの全てのリクエスト、レスポンス、レイテンシのターゲット メトリックが集約され、「エンドポイント」ラベル「ダイナミック ターゲット」を使用して、プロキシごとに単一のメトリックとして表示されます。
なお、 この機能は、静的に構成されたエンドポイントの監視動作には変更はされません。
プロキシ セキュリティ スコアの計算方法に以下の変更が加えられました。
① 以前までは、プロキシまたは共有フローにポリシーを追加しても、どのフロー(プリフロー、ポストフロー、または条件付きフロー)にもポリシーをアタッチしないと、プロキシのスコアに影響を与える可能性がありました。
このリリースでは、ポリシーがプロキシのスコアに影響を与えるために、フローにポリシーをアタッチする必要があります。フローにアタッチされていないポリシーは、スコアリング用のポリシーが存在しない扱われます。
② 以前は、ポリシーのないプロキシはスコアリングで考慮されませんでした。このリリースでは、ポリシーがないプロキシもスコアリングで考慮されます。詳細については、「How policies affect proxy security scores 」をご参照ください。
Google Cloud コンソールの取り込みフォームから Bare Metal Solution リソースのポッドを選択できるようになりました。なお、この機能は一般提供されています。
永続ディスク非同期レプリケーションで以下の変更が行われました。なお、この変更は一般提供されています。
① ディスク容量の拡張
最大ディスクサイズが2TiB から5TiB に増加されました。
② レプリケーション速度の高速化
ディスクデータのレプリケーション率が100MB/分から 250MB/分に増加されました。
③ サポートされるリージョンの拡大
PD 非同期レプリケーションは、ヨーロッパ、APAC、北米の 15 の追加リージョンが追加されました。利用可能なリージョンの完全なリストについては、「サポートされているリージョンペア」をご参照ください。
バージョン 1.28.3-gke.1203001 が Rapid チャネルのデフォルト バージョンになりました。また、以下のバージョンが Rapid チャネルで利用できるようになりました。
以下のバージョンは、Rapid チャネルでは利用できなくなりました。
1.24.17-gke.200
1.24.17-gke.2113000
1.24.17-gke.2155000
1.24.17-gke.2230000
1.25.13-gke.200
1.25.14-gke.1421000
1.25.14-gke.1474000
1.25.15-gke.1083000
1.26.8-gke.200
1.26.9-gke.1437000
1.26.9-gke.1507000
1.26.10-gke.1073000
1.27.4-gke.900
1.27.6-gke.1248000
1.27.6-gke.1445000
1.27.7-gke.1088000
1.28.2-gke.1157000
1.28.3-gke.1090000
1.28.3-gke.1118000
1.28.3-gke.1203000
Rapid チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.23 からバージョン 1.24.17-gke.2266000 にアップグレードされます。
Rapid チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.24 からバージョン 1.24.17-gke.2266000 にアップグレードされます。
Rapid チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.25 からバージョン 1.26.10-gke.1101000 にアップグレードされます。
Rapid チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.26 からバージョン 1.27.5-gke.200 にアップグレードされます。
Rapid チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.27 からバージョン 1.27.5-gke.200 にアップグレードされます。
Rapid チャネルで自動アップグレードが有効になっているコントロール プレーンとノードは、このリリースでバージョン 1.28 からバージョン 1.28.3-gke.1203001 にアップグレードされます。
Spark 2.2 ランタイム向け Dataproc Serverless のリリース(プレビュー)
・Spark 3.5.0
・BigQuery Spark Connector 0.34.0
・Cloud Storage Connector 3.0.0-RC1
・Conda 23.10
・Java 17
・Python 3.12
・R4.3
・Scala 2.13
Cloud Composer 2.5.2 のイメージが次の場所で利用可能になりました。
・composer-2.5.2-airflow-2.5.3
・composer-2.5.2-airflow-2.6.3(デフォルト)
Cloud Spanner で以下の PostgreSQL 関数をサポートするようになりました。
・unnest
・array_length
・array(subquery)
・date_trunc
・extract
・spanner.date_bin
・spanner.timestamptz_add
・spanner.timestamptz_subtract
詳細については、「Work with arrays in PostgreSQL-dialect databases」を参照してください。
mirror.gcr.io が Artifact Registry 上でホストされるようになりました。
この変更により、VPCサービス境界内で mirror.gcr.io を使用している場合を除き、mirror.gcr.io の使用方法を変更する必要はありません。Artifact Registry 上にホストを移行後、VPC Service Controls で mirror.gcr.ioを使用する方法については、「VPC Service Controls での Artifact Registry の使用」をご参照ください。
StatefulSet CSI 移行ツールが利用できるようになりました。ステートフル ワークロードをツリー内 vSphere ボリューム プラグインから vSphere CSI ドライバーに移行する方法については、「Using the StatefulSet CSI Migration Tool」をご参照ください。
プライベートな S3 互換バケットをオリジンとして使用する Media CDN 機能が一般提供になりました。また、この機能を GUI 操作で構成することも可能になりました。
Advisory Notifications は、組織を持たない Google Cloud ユーザに対して、必須のセキュリティおよびプライバシー通知を送信するようになりました。なお、 この機能はプレビューで利用可能です。通知の種類の一覧については、「Types of notifications」をご参照ください。
DDoS 攻撃の可視化機能が一般提供になりました。詳細については、「DDoS 攻撃の可視性テレメトリーにアクセスする」をご参照ください。
Confidential Spaceで新しいイメージ (confidential-space-231200) が利用可能になりました。このイメージはカスタム証明トークンのサポートが提供されます。詳細については、「Changelog」をご参照ください。
Java 21 がプレビューで利用可能になりました。アプリが現在使用しているものに応じて、以下のオプションのいずれかに基づいて構成ファイルを更新します。
・従来のバンドル サービスを使用している場合は、以下のいずれかで実行できるようにアプリをアップグレードする必要があります
- Java Enterprise Edition 10(EE10 - デフォルト、推奨):Java EE10はjavax.servlet.* APIをサポートせず、名前空間で「Jakarta」などの新しい Java アーティファクトを使用するには、アプリとサードパーティの依存関係を更新する必要があります。
- Java Enterprise Edition 8 (EE8): Java EE8ではjavax.servlet.* APIを使用できますが、appengine-web.xmlファイルにわずかな構成変更を加える必要があります。
・従来のバンドル サービスを使用しない場合は、app.yaml ファイルのバージョンを更新します。
全てのオプションについては、「Upgrade an existing application」を参照してください。
暗号化されていない HTTP リクエストを制限する組織ポリシーの制約の一般提供が開始されました。この制約により、Cloud Storage リソースへの暗号化されていない HTTP アクセスが全てブロックされます。
今週のアップデートは以上です。
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