Weekly Azure アップデート情報 - 2024/1/30  ~[一般公開] Azure VM Image Builder を使用したイメージの自動作成~

2024年1月30日掲載

Weekly Azure アップデート情報 - 2024/1/23  ~[一般公開] Azure Load Testing で HTTP リクエストを追加してテストを作成~

皆さま、こんにちは。

先週 (2024/1/19 - 2024/1/25) の主な Azure アップデート情報をお送りいたします。

目次

今週の注目アップデート

Azure Image Builder を使用したイメージの自動作成の一般提供が開始されました。この機能により、新しい基本イメージのイメージビルドを自動的に開始できるため、速度と効率が向上します。個々のセキュリティ要件とイメージ更新要件を管理するために必要な手動の手順を最小限に抑えられます。また、パッチが適用されたイメージを手動で更新する必要がなくなりました。代わりに、自動的に更新するイメージの "トリガー" を作成し、Azure Image Builder サービスでビルドを実行できるようにすることができます。

コンピューティング

Gen1 VM を Gen2 トラステッド起動にアップグレードすることで、既存の Azure Gen1 VM で トラステッド起動を有効にするプレビューサポートが発表されました。これにより、既存の Azure VM の基本的なセキュリティが向上します。

ネットワーキングとコンテンツ配信

仮想ネットワークの暗号化により、同じ仮想ネットワーク内の仮想マシンと仮想マシンのスケールセット間、およびリージョナルおよびグローバルにピアリングされた仮想ネットワーク間のトラフィックの暗号化を有効にできます。この新機能は、Azure の既存のトランジット暗号化機能を強化するものです。Azure 仮想ネットワークの暗号化は、UK South、Swiss North、West Central US のリージョンで利用可能です。

データベース

共有スループットデータベースで、未使用のパーティションをマージできるようになりました。パーティションのマージを使用すると、スループットが断片化している (パーティションあたり 3000 要求ユニット未満) またはストレージ (パーティションあたりのストレージが 20 GB 未満) コンテナーの物理パーティションを再処理できます。

Azure SQL Database – 単一サーバは、2024 年 9 月 16 日までに廃止されます。 Azure Database - 単一サーバからフレキシブルサーバへのシームレスな移行を促進するために、Azure MySQL インポートの一般提供が開始されました。Azure MySQL インポートでは、1 つの CLI コマンドを実行するだけで、Azure Database for MySQL - 単一サーバインスタンスを Azure Database for MySQL - フレキシブルサーバに移行できるようになりました。

その他

医療機関が Azure Active Directory B2C (Azure AD B2C) で Azure Health Data Services の FHIR サービスを使用できるようになりました。この機能により、組織は、組織の Microsoft Entra ID テナントでユーザアカウントを作成または混合することなく、さまざまなユーザまたはグループに対してきめ細かなアクセス制御を使用して、Azure Health Data Services の FHIR サービスへのアクセス権を安全かつ便利に付与できるようになります。

 

 

今週のアップデートは以上です。

今後も定期的に Microsoft Azure の情報をお知らせしていきますので、ご期待ください。

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